こんごうざん

デジタル大辞泉

こんごう‐さん〔コンガウ‐〕【金剛山】

読み方：こんごうさん

大阪府と奈良県の境にある山で、金剛山地の主峰。標高1125メートル。山頂に金剛山転法輪寺、西麓(せいろく)に千早城(ちはやじょう)跡がある。

朝鮮民主主義人民共和国南東部の山。太白山脈の主峰で、ほとんど花崗岩(かこうがん)からなり奇峰が連なる。標高1638メートル。山中に新羅時代建立の金剛山四大寺がある。クムガンサン。

世界宗教用語大事典

こんごうざん 【金剛山】

①朝鮮半島江原道東海岸の名勝地。古くから仏教の聖地として多く寺があり、『華厳経』の法起菩薩の住処との信仰がある。②奈良県と大阪府の境の山地。金剛山転法輪寺がある。