コメ(こめ)
生活習慣の欧米化など、コメ消費量は年々減少している。一方、豊作やコメ輸入の結果、コメの在庫は上昇している。
需要と供給の関係から、供給過剰になると、一般的に供給価格は低下する。コメも例外ではなく、近年、コメ価格は下落している。
このようなコメ事情に対し、農林水産省は、コメの減反政策を採ってきた。これは、コメ減反や転作に対し「補助金」を支払い、農家のコメ減反を促すものである。
政府の減反政策の結果、コメ生産を休ませる田んぼ(休耕田)の面積も年々増えている。特に1998年と1999年では過去最高の生産調整が行われた。田んぼの総面積約250万haに対して、40%近くが休耕した計算である。
休耕田の面積
1995年度…66万ha
1996年度…78万ha
1997年度…79万ha
1998年度…95万ha
1999年度…96万ha
(2000.08.09更新)
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