玄様
- 〔柳亭記〕下、花街の流言に僧を玄様といふは、もと医者の事をいひしより起りしなり、医者には玄といふ名多きが故なり、吉原つれづれ草(元禄二年刊)坊主の事を玄といへるは、彼里の言葉なり、是は近年医者坊主おほかたくろげんを付るなれば、かくいふなるべし。(摘要)
- 昔遊廓にて医者や僧をいへり。医者に玄の字のつく名多きより来る。
- 医者のことをいふ。昔は医者の名前に玄の字を多くつけたからいつたもの。又玄人のことを指す。
- 〔隠〕①医者のこと。昔は医者の名前に多く玄の字を附されたのに由来する。②玄人のこと。
- 医者のこと。又くらうと(玄人)のこともいふ。
- ⑴医者のこと、昔は医者の名前に多くは玄の字つけたことに由来する。⑵クロウト(玄人)のこと。
- 医師。〔俗〕
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