愚直
「愚か」と評したくなるほどに実直で一本気である、そのような姿勢で物事に取り組む、という意味で用いられる表現。適当に省略して楽しようとしたり、道半ばで方法や目標を変えたり、といった余計なことを考える小利口さがなく、あくまでもまっすぐに歩みを続ける、という肯定的な(賞賛の)意味で用いられる表現。
「愚直」の語はもっぱら「愚直に」あるいは「愚直なまでに」という言い回しで、仕事・勉強・訓練・規則の遵守などのような持続的・継続的な営みを形容する語として用いられることが多い。「愚直な男」というように人の気質・人となりを形容する場合もある。
「愚直」の対極に位置づけられる語としては「狡猾」「賢しら」「小利口」のような語が挙げられる。
ぐ‐ちょく【愚直】
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