きゅうぎょうほしょうきゅうふ

デジタル大辞泉

きゅうぎょうほしょう‐きゅうふ〔キウゲフホシヤウキフフ〕【休業補償給付】

読み方：きゅうぎょうほしょうきゅうふ

労働者災害補償保険法に基づき、業務災害に対して給付される労災保険の一つ。業務による負傷・疾病の治療のため労働できず、賃金を受けられない場合に、休業4日目から1日につき給付基礎日額の60パーセントが支給される。ほかに、特別支給金として給付基礎日額の20パーセントが支給される。通勤災害の場合は休業給付という。

[補説] 給付基礎日額は、原則として災害発生日以前3か月間に支払われた賃金の総額をその期間の暦日数で割った額。算定額が別途規定された最低保障額に満たない場合、最低保障額が適用される。

法律関連用語集

休業補償給付(きゅうぎょうほしょうきゅうふ)

労働に関わる用語

労働者が業務上の負傷や疾病（業務災害）による療養のために働けず、賃金を受け取ることができなくなったときに支給される金銭。1日当たり、その労働者の平均賃金の６割が支給される。ただし、傷病が労働者の重大な過失によるもので、労働基準監督署の認定を受けたときは支給されない。

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