がらり

デジタル大辞泉

がらり

［副］

１ 引き戸などを勢いよく開ける音を表す語。「ガラス戸を—と開ける」

２ 堅い物がぶつかり合って立てる大きい音を表す語。「重ねた木箱が—と崩れた」

３ 事態が急激に、すっかり変わるさま。「人柄が—と変わる」

［名］がらり板（羽板）を取り付けた窓や扉。

がらり

［副］

１ 残らず。そっくり。

「山城屋といふくつわへ…命—に身を売りて」〈浄・淀鯉〉

２ 即座に。すぐさま。

「それ縛れと言ふや否や、—後ろ手三寸縄」〈浄・兜軍記〉

［名］給料などを前もって全額渡すこと。前払い。

「こなたは乳ぶくろもよいによって、—に八十五匁」〈浮・胸算用・三〉

実用空調関連用語

がらり louver

「ルーバー」ともいう。開口部の全面に細長い平板でできた 羽根状邪魔板を水平か垂直または格子状に取り付けたもの。 固定式と可変式とある。

隠語大辞典

からり

読み方：がらり

1. 収監処分。〔第四類　言語動作〕
2. 収監される事を云ふ。
3. 収監。〔掏摸〕
4. 収監されること。

分類 掏摸

グワラリ

読み方：がらり

1. 看守巡回ノコトヲ云フ。〔第五類　官吏及官舎之部・熊本県〕

分類 熊本県

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「がらり」の例文・使い方・用例・文例

• 本当に、がらりと変わってくれましたね。
• 彼はその問題についてがらりと態度を変えてしまった.
• 彼はその時以来がらりと人が変わった.
• その出来事のため目算ががらりと外れた.
• がらりと当てがはずれた
• 見込ががらりとはずれた
• 目算ががらりとはずれた
• がらりと戸を開けるさま
• (物が)がらりと崩れるさま