株主総会(かぶしきそうかい)
株主総会には、その会社の単位株(通常は1000株)以上を持った株主が出席でき、持ち株数に応じて株主総会での発言権がある。また決議の際には一株につき一個の議決権がある。
株主総会で話し合われるのは、(1)会社の解散や合併、定款の変更など、(2)取締役や監査人の選任と解任、報酬額の決定(3)、決算事項、株式配当についてなどである。
ちなみに、2000年は、6月29日に株主総会が集中して行われた。東証の発表によると、2000年6月29日には、上場している3月期決算企業1628社のうち、1368社までがこの日を株主総会にあてた。
この株主総会の集中は「総会屋の襲来を防ぐ」ことが目的と言われている。総会屋とは株主総会に出て議事を紛糾させる暴力団などのことである。株主総会を同じ日に集中させることで総会屋の出席を難しくする、というわけである。
(2000.06.28更新)
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