かつての試験形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 15:31 UTC 版)
日本ではTOEFL iBTが2006年7月15日より開始され、CBTは2006年9月30日をもって完全に廃止された。iBTを行うにはインターネットなど整った試験環境が必要であることから、筆記式であるPBTも一部で続けられている。次世代TOEFL(New Generation TOEFL)と呼ばれていたInternet-Based Testing(iBT)は、2005年よりアメリカ合衆国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリアでは 9月から10月にかけてこれまでの CBT と PBT の代わりとして導入され、日本では、2006年7月15日から導入された。試験場でコンピュータを用いて受験する点はCBTと同じだが、問題内容はインターネットを通じて配信される。iBTでは従来のStructure Section(文法セクション)が廃止されたかわりに、Speaking Sectionが追加された、Listening SectionではCBTで用いられたCAT方式が廃止された、全てのセクションでノートテイキングが許可されたなど、各 Section にも多少の変化がある。PBT、CBTに比べ全体的に難度は増しており、日本人が得意とされていた文法問題は外され、代わりに苦手とされるスピーキング問題が追加された。
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