かきだし

デジタル大辞泉

かき‐だし【書（き）出し】

読み方：かきだし

１ 文章の書きはじめ。文章の冒頭。「作品の—に苦労する」

２ 抜き出して書くこと。抜き書き。

３ たまっている代金の請求書。特に、年末などの決済のための請求書。勘定書。つけ。《季 冬》「—やこまこまと書き並べたり／鬼城」

４ 歌舞伎で、番付の最初に名の出る俳優。また、その地位。ふつう、一座の中で第二位にあたる若手の人気俳優で、第一位の座頭(ざがしら)は末尾に載せる。初筆(しょふで)。

日本語活用形辞書

掻き出し、書き出し、書出し

読み方：かきだし

サ行五段活用の動詞「掻き出す」「書き出す」「書出す」の連用形である「掻き出し」「書き出し」「書出し」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

掻き出す  » 「掻き出す」の意味を調べる
書き出す  » 「書き出す」の意味を調べる
書出す  » 「書出す」の意味を調べる

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

隠語大辞典

掻出

読み方：かきだし

1. 本類「たこつり」（※「たこつり」または「たこつり②」）同意。〔第三類　犯罪行為〕
2. 「たこつり」に同じ。窓口等より竹竿等にて衣類等を窃取なすもの。
3. 「たこつり」に同じ。窓口等より竹竿等にて衣類を窃取すること。

書出し

読み方：かきだし

1. 俳優の中で初筆（しよひ）に書かれるもの。多くは座頭（ざがしら）の次位（つぎくらゐ）。〔歌舞伎〕
2. 書附の最初に記された俳優。
3. 〔演〕俳優中で初筆に書かれたもの、多くは座頭の次の者。

分類 歌舞伎、演劇

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

Weblio日本語例文用例辞書

「かきだし」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は 30 歳になって初めて絵をかきだした.