おてんとさん社
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おてんとさん社は1921年2月に宮城県仙台市で結成された、童謡雑誌『おてんとさん』の発行と児童文化運動のための結社である。
- ^ 初期の同人には仙台在住のスズキヘキ、天江富弥、黒田正、鈴木一郎、刈田仁(後に民謡詩人となる)、伊藤博、桜田はるを、吉田昌次郎など、東京在住では千葉春雄(教育者)、都築益世(医者詩人)、佐藤勝熊(佐藤朔として後に仏文学者となる)などがいた。
- ^ 社歌「おてんとさんの唄」は野口雨情作詞、本居長世作曲。
- ^ 主な団体としては栴檀中学校の課外活動である栴檀中学日曜学校部、おてんとさん社の若手が組織した七つの子社(鈴木幸四郎、佐藤長助、山田重吉ら)などがある。
- ^ 戦後は仙台児童クラブに改称。
- ^ 七つの子社が主催した伊勢堂山林間学校は1927年に第一回開催。戦時下の休止を経て戦後の1950年に仙台児童クラブ主催で再開。
- ^ 1946年から仙台中央放送局が行った子供向けラジオ番組「東北うたのほん」は仙台児童クラブが制作協力し、おてんとさん社の童謡が多数取り上げられた。
- 1 おてんとさん社とは
- 2 おてんとさん社の概要
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