小田原漆器
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小田原漆器 |
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おだわらしっき |
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漆器 |
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盆、皿、椀、茶托(ちゃたく) |
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室町時代中期に、箱根山系の豊富な木材を使って作られた挽物の器に、漆を塗ったのが始まりと言われます。その後、この地方を支配していた北条氏が、小田原漆器を発展させるために漆器職人を城下に招いたことで、彩漆塗(いろうるしぬり)の技法が始められました。江戸時代には盆、椀等の日用品の他に、武具類にも漆を塗るようになり、実用的な漆器として、漆器作りの技術が確立されたと考えられます。 |
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神奈川県 |
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昭和59年5月31日 |
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挽物の技術が優れていることと、自然の木目の美しさを十分に生かした塗りに特徴があります。木目の美しさを損なうことなく充分に生かす摺漆塗(すりうるしぬり)や、木地呂塗(きじろぬり)があります。 |
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