ウラン系列
読み方:うらんけいれつ
英語表記:uranium series
ウラン-238に始まり、途中ラジウム-226、ラドン-222などを経て安定な鉛-206に終わる自然放射性核種の崩壊系列の一つ。
この系列の核種は、質量数がすべて4n+2となるので4n+2系とも呼ばれる。
崩壊系列には、天然ではU-238、Th-232(トリウム系列)、及びU-235(アクチニウム系列)から始まる三つの系列が存在する。このうち、U-238から始まるものをウラン系列と呼ぶ。このウランー238は数多くのα崩壊とβ崩壊を経過して、最終は安定同位元素のPb-206になる。この途中の崩壊では、自然放射性核種で被ばくに重要な希ガスの親核種Ra-226(ラジウムと呼ばれる。半減期1602年)及び大気中に放出される希ガスのRn-222(ラドンとも呼ばれる。半減期3.82日)があり、またトリウム系列のRn-220(半減期55.6秒)はトロンとも呼ばれる。
英語表記:uranium series
ウラン-238に始まり、途中ラジウム-226、ラドン-222などを経て安定な鉛-206に終わる自然放射性核種の崩壊系列の一つ。
この系列の核種は、質量数がすべて4n+2となるので4n+2系とも呼ばれる。
崩壊系列には、天然ではU-238、Th-232(トリウム系列)、及びU-235(アクチニウム系列)から始まる三つの系列が存在する。このうち、U-238から始まるものをウラン系列と呼ぶ。このウランー238は数多くのα崩壊とβ崩壊を経過して、最終は安定同位元素のPb-206になる。この途中の崩壊では、自然放射性核種で被ばくに重要な希ガスの親核種Ra-226(ラジウムと呼ばれる。半減期1602年)及び大気中に放出される希ガスのRn-222(ラドンとも呼ばれる。半減期3.82日)があり、またトリウム系列のRn-220(半減期55.6秒)はトロンとも呼ばれる。
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