うえすぎ‐けんしん〔うへすぎ‐〕【上杉謙信】
上杉謙信(うえすぎ けんしん) 1530~1578
◇父:長尾為景 養子:上杉景虎、景勝
当主の兄長尾晴景と争って勝ち、越後守護代を譲られる。関東管領上杉憲政や信濃の諸豪族を援け、利よりむしろ義を通して各地を転戦し、相模・北条氏、甲斐・武田氏等の強敵と度々争った。特に武田氏との5度にわたる川中島の戦いは有名。又、2度上洛して天皇、将軍に謁見献納している。1561年上杉氏に改姓して、憲政より関東管領職を譲られた。一方北陸方面にも勢力を拡大して加賀能登を制し、1577年には織田信長軍を加賀・手取川に敗っている。兵の総動員を発して上洛を図るが、出陣を前にして49歳で急死。毘沙門天を崇拝し、一生不犯を通したといわれている義将。
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