いどうへいきんほう

会計用語辞典

移動平均法

読み方：いどうへいきんほう

そのつどの残高と受入高の平均により払い出し単価を計算する方法を
移動平均法といいます。

IT用語辞典バイナリ

移動平均法

読み方：いどうへいきんほう

移動平均法とは、平均原価を算出する平均原価法の1つで、受入の都度に平均単価を算出する方法である。

移動平均法は、受入のあった日に、前日までの受入金額と当日の受入金額を加えたものに、前日までの受入数量と当日の受入数量を加えたもので除し、これを平均単価として商品有高帳へ記入する。

例えば、初日に単価100円で10個を受入れた場合の平均単価は100円である。翌日、120円で15個を受入れた場合、平均単価は「（100×10+120×15）÷（10+15）」で112円になる。期日最終日の棚卸資産の評価額は、直近の平均単価に在庫数を乗じた額になる。

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OR事典

移動平均法

読み方：いどうへいきんほう
【英】：moving-average-type method

季節調整の最も伝統的な手法で, その名の通り「時系列の前後数項の移動平均をとれば, 1年周期の季節変動が除去されるとともに, 不規則変動の影響も抑えられ趨勢循環変動の推計値が得られる」という考え方に基づいている. こうして得られる趨勢循環変動の推計値を原系列から除去すると, 季節変動と不規則変動からなる系列が得られ, これをさらに同じ月毎の系列に分けて適当な移動平均を取り不規則変動を分離すれば, 季節変動の推計値が得られる.

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