いすかルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/11 03:59 UTC 版)
「聖エステラ学院の七人の魔女」の記事における「いすかルート」の解説
勇稀人は礼拝堂で南 いすかという1年生と出会い、神父の朱鷺誠治郎から人見知りの激しい彼女の心を開くよう頼まれる。だが、勇稀人はいすか本人から「自分には相手の気持ちを色で感じる能力がある」と告白され、朱鷺が彼女に対して劣情を向けていると感じたと告げられる。勇稀人は、朱鷺と自らの能力を怖がる彼女とともに、朱鷺の姿を見かけたという地下室を探すことにした。森の中で防空壕を見つけた二人は、朱鷺が生徒たちと淫行にふけっている様子を目の当たりにした。いすかは衝撃を受けるものの、性そのものには嫌悪感を抱いているわけではなく、気持ちの高ぶりを勇稀人にぶつけてしまう。 やがて、彼女の能力は周囲の人間にまで影響が及ぶようになり、唯一心の中が見えない勇稀人に対して依存していく。朱鷺は、彼女の能力から神性を感じ取り、これまでの「魔女」にしてきたように、いすかと防空壕で交わり、その血肉をものにすべく、彼女を防空壕へとつれさらった。 朱鷺の本性を知った勇稀人は、ろうそくの火でいすかの拘束を焼き切って防空壕から脱出した。勇稀人は朱鷺をはじめとする追っ手に電灯を当てた。彼らの感覚は増幅されていたため、彼らの網膜はダメージを受け、朱鷺が倒したろうそくにより防空壕は炎の海となった。 学院から脱走した勇稀人はいすかと二人で北の果ての地で暮らした。
※この「いすかルート」の解説は、「聖エステラ学院の七人の魔女」の解説の一部です。
「いすかルート」を含む「聖エステラ学院の七人の魔女」の記事については、「聖エステラ学院の七人の魔女」の概要を参照ください。
- いすかルートのページへのリンク