あんもくちとは? わかりやすく解説

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あんもく‐ち【暗黙知】

読み方:あんもくち

主観的言語化することができない知識言語化して説明可能な知識形式知)に対し言語化できない、または、たとえ言化して肝要なことを伝えようがない知識のこと。ハンガリー哲学者マイケル=ポランニーの提唱した概念。→形式知1

ナレッジマネージメントにおいて、社員技術者暗黙のうちに有する長年経験や勘に基づく知識経営学者野中郁次郎の定義による。形式知2

[補説] 1は、具体的に自転車乗り方知人の顔の区別などがある。いずれも自転車乗りこなすことや顔を区別することは可能であるにもかかわらずどのように自転車操作するのか、どのように他の顔と区別するのかを明示的に言葉で語ることはできない。そこでポランニーは「自転車乗れること」や「顔を区別できること」を「知っていること」と見なし、その意識下認識を暗黙知と呼び形式知背後存在する知識位置づけた。




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