秋田義一とは? わかりやすく解説

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秋田義一(あきたぎいち? ?-?)

 和算家、「大全塵劫記」(天保3年1832)、「算法地方大成」(天保8年 1837)の著者
 秋田義一は、著書算法地方大成」の第5巻量地之部」で、量地測器とその使用法説明した紹介されている量地測器は、真鍮製の大方儀など精巧なのである一方で当時三角関数用いた測量法紹介した書物現れるが、秋田地方(じかた:農業生産を行う)の者が必要とする簡便な測量方法について詳細に紹介している。
 その序論には、以下のようにある。「そもそも地方測量の術は、平地遠近広狭測る事はいうまでもなく山岳高低より渓谷浅深まで、此の数理洩るるは有らず或いは巨川隔て嶺上樹頭或いは大海浮かべ舟船帆柱・・・」と。
画像
破れた堤防の土量を知る「算法地方大成



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