【片妻全開 ・ 片側中央部観音ドアタイプ】
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 18:58 UTC 版)
「国鉄UC5形コンテナ」の記事における「【片妻全開 ・ 片側中央部観音ドアタイプ】」の解説
コンテナ本体での片方(片端)の妻壁全面側が観音開き、更に片方の側面中央部分面(厳密には少し左側に寄っている)に有る二枚のドアが観音開きのみの構造で、全体的に見ると不完全ながらもL字二方向で開閉するイメージになる。この形式の終焉まじか頃の1983年に始めて登場したタイプで、結果的には一社(博多運輸/東急車輛にて初製作)でスチール製(UC5-5342 ・ 5343)の二個しか配備されなかったと言う、非常にレア的な存在であった。 しかし、UC5形としては初登場の構造となっていたものの、本州 ⇔ 北海道間の青函連絡船輸送及び、本州 ⇔ 沖縄間の内航コンテナ船等による、いわゆる近海輸送の航送専用として、UC5形の類似形式とはなるが新たに新設された新形式のUC7形では、既に同じタイプが、西濃運輸/東急車輛製作より、UC7形登録では同社として初登録となる1979年に、UC7-101 - 130番 までの30個が、スチルー製で登録されている。
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