『源氏物語』からの影響
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「とはずがたり」の記事における「『源氏物語』からの影響」の解説
『とはずがたり』前半部の展開や和歌には、紫式部の小説『源氏物語』(11世紀初頭)からの強い影響が見られる。 若紫:後深草院は自身の乳母であり、かつ想いを寄せる「新枕」の女・大納言典侍(だいなごんのすけ)の娘である二条を引き取るが、これは『源氏物語』の若紫を連想させる。 女楽:若菜・下巻にある女楽を模して行うことになったが、紫の上に東の御方、女三宮に祖父・隆親の娘があてられ、二条は一番身分の低い明石の御方として琵琶を弾くこととなる。しかし、女楽での席次を巡って祖父の兵部卿・隆親と衝突。その場を出奔してしまい、騒動になる。
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