『レオノーレ』第2稿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 15:14 UTC 版)
この初演ののち、ベートーヴェンは友人の勧めに従ってこのオペラを改訂することを決める。シュテファン・フォン・ブロイニングの協力を得て、『レオノーレ』を2幕のオペラへと改作し、さらに序曲も新しいものへ差し替えた。改訂は1805年暮れ頃から年明けにかけて行われ、1806年の3月29日にリッター・イグナーツ・ザイフリートの指揮により初演、4月10日に再演され、いずれも成功を収めた。しかし、ベートーヴェンとブラウン男爵との間の金銭トラブルから、それ以上は公演されなかった。このときの公演でも、ベートーヴェンのタイトル案『レオノーレ』は受け入れられなかった。
※この「『レオノーレ』第2稿」の解説は、「フィデリオ」の解説の一部です。
「『レオノーレ』第2稿」を含む「フィデリオ」の記事については、「フィデリオ」の概要を参照ください。
- 『レオノーレ』第2稿のページへのリンク