『ジャバウォックの詩』とは? わかりやすく解説

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『ジャバウォックの詩』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 05:34 UTC 版)

ジャバウォックの詩」の記事における「『ジャバウォックの詩』」の解説

夕火(あぶり)の刻、粘滑(ねばらか)なるトーヴ 遥場(はるば)にありて回儀(まわりふるま)い錐穿(きりうが)つ。 総て弱ぼらしきはボロゴーヴ、 かくて郷遠(さととお)しラースのうずめき叫ばん。 『我が息子よ、ジャバウォック用心あれ! 喰らいつく顎(あぎと)、引き掴む鈎爪ジャブジャブにも心配るべし、そして努(ゆめ) 燻り狂えるバンダースナッチの傍に寄るべからず!』 ヴォーパルの剣(つるぎ)ぞ手に取りて 尾揃(おそろ)しき物探すこと永きに渉れり 憩う傍らにあるはタムタム物想い耽りて足を休めぬ。 かくて暴(ぼう)なる想い立ち止まりその折、 両の眼(まなこ)を炯々けいけい)と燃やしたジャバウォックそよそよとタルジイの移ろい抜けて、 怒(ど)めきずりつつもそこに迫り来たらん! 一、二一、二貫き尚も貫く ヴォーパルの剣(つるぎ)が刻み刈り獲らん! ジャバウォックからは命を、勇士へは首を。 彼は意気踏々(いきとうとう)たる凱旋ギャロップを踏む。 『さてもジャバウォック討ち倒されしは真(まこと)なりや? 我が腕(かいな)に来たれ、赤射(せきしゃ)の男子(おのこ)よ! おお芳晴(かんば)らしき日よ! 花柳かな! 華麗かな!』 父は喜びクスクスと鼻を鳴らせり。 夕火(あぶり)の刻、粘滑(ねばらか)なるトーヴ 遥場(はるば)にありて回儀(まわりふるま)い錐穿(きりうが)つ。 総(すべ)て弱ぼらしきはボロゴーヴ、 かくて郷遠(さととお)しラースのうずめき叫ばん。 “ ”

※この「『ジャバウォックの詩』」の解説は、「ジャバウォックの詩」の解説の一部です。
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