『ジャバウォックの詩』との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 15:47 UTC 版)
「スナーク狩り」の記事における「『ジャバウォックの詩』との関連」の解説
『スナーク狩り』の序文で、キャロルは注記している。「この詩は、ジャバウォックの歌といくつかの関わりを持っています」。そして、“borogoves”と“slithy toves”の発音の仕方の説明が後に続く(これらの単語は『スナーク狩り』では使われない)。『スナーク狩り』で使われる八つのナンセンスな単語が、キャロルの『ジャバウォックの詩』で先に使われている。それらは、“bandersnatch” “beamish” “frumious” “galumphing” “jubjub” “mimsiest” “outgrabe” “uffish”である(最上級の形容詞“mimsiest”は、原級“mimsy”として『ジャバウォックの詩』に現れる)。後にキャロルは友人への手紙で、『スナーク狩り』の舞台となる島について述べている。「ジャブジャブやバンダースナッチが頻繁に訪れる島こそ、疑いなくジャバウォックが退治された島に違いありません」。
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