「黙示」という語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 01:27 UTC 版)
日本語としての黙示は新約聖書の一書『ヨハネの黙示録』に与えられた語からきている。これは古代ギリシア語: ἀπōκάλυψις, 希: apokalupsis といい、「覆いをはずすこと」を意味している。 ギリシア語: apokalupsis の初出は『ヨハネの黙示録』の章題である。これは冒頭の句、Ἀποκάλυψις Ἰησοῦ Χριστοῦ から採られており、簡潔にこの書の内容を表している。ここから同種の内容をもつ書にも黙示の語が用いられるようになっていった。 2世紀から黙示の語はユダヤ教徒とキリスト教徒の両方に用いられ、数々の書の呼び名に用いられた。 旧約聖書偽典:シリア語バルク黙示録、エスドラの黙示録、ソポニアの黙示録 新約聖書外典:パウロの黙示録、ペトロの黙示録、セドラクの黙示録、セドラクの黙示録第四書、エリヤの黙示録、外典のヨハネの黙示録
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