「高街鬼家」伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 01:34 UTC 版)
高街には、「高街鬼家」すなわち「高街の幽霊屋敷」という都市伝説がある。 高街には1892年に建てられた精神病院があった。第二次世界大戦のとき、香港を占領した日本軍は、この建物を刑場とし、病院の前のある香港佐治五世(ジョージ5世)紀念公園 (香港佐治五世紀念公園、King George V Memorial Park, Hong Kong) に穴を掘って死体を乱雑に埋めた(乱葬崗とした)と伝えられ、これをきっかけに、ここでは度々不思議なうわさが立つようになった。戦後は再び精神病院になったが、当時の医術は今日ほどは進んでおらず、精神病の患者にとって入院は「死ぬも同然」だったため、この建築物の恐ろしさはさらに増した。現在、この病院はすでになく、建物は改装されて西営盤社区総合大楼 (西營盤社區綜合大樓、Sai Ying Pun Community Complex) となっている。
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