「金の鞍」「照姫」伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 06:41 UTC 版)
「江古田・沼袋原の戦い」の記事における「「金の鞍」「照姫」伝説」の解説
石神井城落城に際して、城主の泰経は家宝の黄金の鞍を白馬に載せ、これに乗って石神井公園内にある三宝寺池に入水し、次女の照姫も後を追って入水したという哀話が残っている。 しかし、史実では泰経は石神井城落城の時には死んでおらず、後に再挙している。「照姫伝説」も、1896年(明治29年)に作家の遅塚麗水が著した小説『照日松』のストーリーが流布されたものであり、「照姫」自体も麗水が創り出した全くの架空の人物である。 石神井城址は現在の石神井公園内にあり、東京都練馬区では1988年(昭和63年)以来、豊島一族をしのんで毎年盛大に「照姫まつり」を開催している。
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