「民族」の主要な定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 09:08 UTC 版)
「民族」の定義には、 言語・文化・風習・血統・共同体意識などを指標とする「本質論(原初主義)」 産業化・近代化に直面したある国・社会において「ナショナリズムの運動」によって作り出されたとする「構築論(道具主義)」 両者を折衷したもの の3種に大別される。 1.「本質論(原初主義)」は、Ethnic groupという概念の定義として、人類学・民族学・文化人類学などの分野で使用される。また「折衷論」において、「民族(ネイション)」の前段階である「エトニ(ethnie)」の定義としても用いられる。2.の「構築論(道具主義)」は、国際政治学・政治学・歴史学(とくにナショナリズム運動史)などの分野で、「Nation」という概念の定義で用いられる。
※この「「民族」の主要な定義」の解説は、「ネーション」の解説の一部です。
「「民族」の主要な定義」を含む「ネーション」の記事については、「ネーション」の概要を参照ください。
- 「民族」の主要な定義のページへのリンク