「日本の教育問題」 〜1990年代終盤〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 09:21 UTC 版)
「小宮隆太郎」の記事における「「日本の教育問題」 〜1990年代終盤〜」の解説
文部省によるゆとり教育の推進の中で、多くの識者から「日本の教育水準はそれで維持出来るのか」という問題提起がなされた1990年代終盤。そんな中、小宮と森嶋通夫の間で日本の教育についての論争が繰り広げられた。日本人(取り分け、東大生を始めとするエリート層)の学力低下を問題視する森嶋に対し、小宮は東大の同窓会誌の中で「今、私が教えている青山学院大学の学生の方が、数十年前の東大生よりも余程、難解な経済学を理解している」という主旨の主張を行った。 小宮は、戦前教育を受けた科学者に比べて、その後の日本の科学者の方が世界的な研究に貢献する業績を多く残しており、日本の教育システムが劣っているとする材料は無いとしている。
※この「「日本の教育問題」 〜1990年代終盤〜」の解説は、「小宮隆太郎」の解説の一部です。
「「日本の教育問題」 〜1990年代終盤〜」を含む「小宮隆太郎」の記事については、「小宮隆太郎」の概要を参照ください。
- 「日本の教育問題」 〜1990年代終盤〜のページへのリンク