「じょうず」と「へた」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 23:06 UTC 版)
「上手と下手」の記事における「「じょうず」と「へた」」の解説
上手(じょうず)とは、技術や動作に優れていたり習熟していること、あるいはそのような人のことを表し、しばしば褒め言葉として用いられる。また、「人を喜ばせてうまく(都合のいいように)物事を運ぶ」ような意味あいから転じて、お世辞など口先だけのことばを言って相手を喜ばせることを「お上手」(おじょうず)と言うことが多い。ある分野において特に優れた者でも失敗やつまずくことはあるという意味で、「上手の手から水が漏れる」という諺も存在する。対して、下手(へた)とは、あるものごとを人並みに達成できない様子で、道具などを操るときの不器用さを表現するときによく用いられる。 このように「手」という言葉を用いる場合、「手」には「技量」・「腕前」を示すニュアンスがこめられる。また、「上」には「(能力が)高い」「うまい」のような意味がある。 また上手は江戸時代の囲碁・将棋の段級位制において名人(九段)・準名人(八段)に続く地位(七段)である。
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