NTTテクノクロス 概要

NTTテクノクロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 13:54 UTC 版)

概要

日本電信電話設立後、グループ企業戦略のうち「事業領域の拡大を目指した新規事業会社」の一つとして1985年7月2日に設立、NTT研究所などからの移籍および出向メンバー23名でスタートした。

NTTグループから受注する大型プロジェクトの減少などにより2000年度から2002年度までの3年連続で赤字に転落したが、2003年6月に代表取締役社長に就任した鈴木滋彦による構造改革で2003年度からは黒字決算に回復している。以降グループ外の一般市場からの売上を拡大しており、2020年度には総売上の45%に達している[1]

2017年4月1日付でNTTソフトウェア株式会社を存続会社とした上でNTTアイティ株式会社を吸収合併し、さらにNTTアドバンステクノロジ株式会社の音響・映像事業を統合、会社名はNTTテクノクロス株式会社に商号変更となった[2][3]

なお、NTTソフトウェア時代にはNTTアドバンステクノロジ (NTT-AT)、NTTエレクトロニクス (NEL)、NTTアイティ (NTT-IT) と共にNTTグループ内で先端技術開発事業を受け持ち、NTTの各研究所とのつながりが深いため、研究所系4社と呼ばれていた。

コーポレートメッセージは「Crossing makes the Future.」。

沿革

組織


  1. ^ 顧客と共に価値を創造するNTTテクノクロスの新事業体制(月刊ビジネスコミュニケーション 2021年8月号)
  2. ^ 新会社NTTテクノクロス発足に伴う役員人事および新組織に関するお知らせ(NTTソフトウェア株式会社、NTTアイティ株式会社、NTTアドバンステクノロジ株式会社 2017年3月1日)
  3. ^ NTTテクノクロスが設立会見、最先端技術を結集し高付加価値なサービスを提供(クラウド Watch 2017年4月13日)


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