DCブランド
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東京の青山・原宿・渋谷といった当時の流行発信地から広がり、ラフォーレ原宿や渋谷パルコがDCブランドの聖地とされた。バブル景気を背景とする消費拡大に押され、地方都市へも丸井などのファッションビルを通じて流行が波及した。しかし1990年代以降はバブル崩壊による長期不況とデフレ拡大により、山口県発祥のユニクロなどに代表されるファストファッションが全国チェーンを急速に拡大し、DCブランドブームはバブル崩壊とともに消滅した。2000年代以降は「DCブランド」という呼称は廃れ、バブル時代を象徴する死語のひとつとなっている。
注釈
出典
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- ^ 渡辺明日香『ストリートファッション論 - 日本のファッションの可能性を考える』産業能率大学出版部、2011年、p.177,187
- ^ アクロス編集室編『ストリートファッション - 若者スタイルの50年史』PARCO出版、1995年、pp.216-217
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