BlackBerry Bold 9700 BlackBerry Bold 9700の概要

BlackBerry Bold 9700

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 02:02 UTC 版)

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NTTドコモ BlackBerry Bold 9700
キャリア NTTドコモ
製造 リサーチ・イン・モーション
発売日 2010年7月28日
概要
OS BlackBerry OS (Ver.5.0)
音声通信方式 3G:W-CDMA 2100/1900/850/800MHz(FOMAプラスエリア対応)
2G:GSM 1900/1800/900/850MHz
データ通信方式 3G:HSDPA
2G:GPRS
形状 ストレート QWERTYキーボード トラックパット
サイズ 109 × 60 × 14.1 mm
質量 122 g
連続通話時間 3G:約190分、GSM:約170分
連続待受時間 3G:約400時間、GSM:約270時間
外部メモリ microSDHC(最大32GB)
赤外線通信機能 なし
Bluetooth あり (version2.1 + EDR1)
放送受信機能 非対応
メインディスプレイ
方式 透過型TFT液晶
解像度 ヨコ480ドット×タテ360ドット HVGA
サイズ 約2.4インチ
表示色数 約65000色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
画素数・方式 約360万画素画素AF CMOSカメラ
機能 (静止画・動画)
フラッシュ等
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
Black
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

概要

2009年2月に発売されたBlackBerry Boldの後継機種となっている。

NTTドコモにてBlackBerry Internet ServiceBlackBerry Enterprise Serviceのオプションをつけることで、企業グループウェアとの同期、プロバイダメールやWebメールプッシュでの受信を行うことができる。

BlackBerry Boldに比べ、サイズ、重さとも一回り小さくなっているが、画面の解像度が縦に40ドット広くなっているのと、中央にあったトラックボールが光学式のトラックパットとなりより直感的な操作が可能となった。

RAMが256MとBlackBerry Boldの倍になっており、今まで以上にアプリケーションやキャッシュに利用することができるようになっている。

いままでのBlackBerryがビジネス向けであったのとは逆に、本端末からはコミュニケーションが重視され、音楽再生、メッセンジャーやSNSなどに注力をおいている。

その中でアプリケーションとしては、TwitterFacebookMySpaceFlickrfoursquareのほか、日本独自の展開として、mixiにも対応している。それらのアプリケーションは他のメッセンジャーやメール同様、新着があると通知される。

メッセンジャー機能も従来からバージョンアップし、通常のメッセージング、音声チャットのほかに、グループでの画像の共有ができるBlackBerryメッセンジャーがプリインストールされる。

その他に「Google Talk」「Windows Live メッセンジャー」プリインストールまたはインストール用ショートカットが用意されている。メッセージが着信すると、着信音やバイブレーター、LED通知で着信を知らせてくれる。

iモード絵文字がメールやSMSで利用可能となる。

BlackBerry Boldでは日本語フォントは明朝体のみであったがゴシック体も選択できるようになる。

言語が日本語のほか英語ドイツ語フランス語イタリア語ロシア語中国語韓国語に対応する。

WiFiにも対応するが、BlackBerry Boldでは対応していたIEEE802.11aが非対応となり、BとGの対応のみとなる。BlackBerry Boldと同様、BlackBerryサービスのオプションでBlackBerry 公衆無線LANサービスが利用できる。

Bluetoothがversion2.1+EDR1対応となっている。

外観はBlackBerry Boldをそのまま小さくしたような形状で、背面のバッテリーカバーは革張りとなっている。

BlackBerry Boldと同様、全てのキーボードにショートカットキーを割り当てることができ、たとえば「O」を押すと画面の縮小「I」を押すと画面の拡大といったものがデフォルトで割り当てられている。

カメラ機能が大幅に向上し、手振れ補正、オートフォーカスや高光度LEDフラッシュも搭載されている。

パケ・ホーダイダブルを契約することで、定額で利用することができる。またモデム通信も利用が可能だが、接続には特殊な方法が必要となる。[1]

WORLD WINGにも対応しており、海外でも利用が可能となる。

BlackBerryのサービス

BlackBerryで利用できるサービスは企業用のBlackBerry Enterprise Service (BES) とBlackBerry Internet Service (BIS) とその双方を利用できる、BlackBerry Dual Network Service (BDS) とあるが、BlackBerry 9700はそれらのサービスを利用することができる。BESにおいては、企業のExchange ServerLotus Dominoのメールの送受信、スケジューラーの共有、SametimeLive Communication Server (LCS) などが利用可能で、それらは全てリアルタイムプッシュで行うことができる。

また後者は個人利用やSOHOでの利用がメインとなり、最大11個のPOPIMAPのメールのアカウントの送受信や、SNSインスタントメッセンジャー、インターネットブラウジングを利用することが可能となる。

BISのメール利用

BalckBery Internet Serviceでは前項のとおり、POPIMAPのメールをプッシュメールとして利用することが可能である。メールアカウントがない場合でも、BISの契約をしていれば@docomo.blackberry.comアカウントのメールアドレスを利用することが可能となる。またGmailHotmailWindows Live HotmailといったWebメールも利用が可能となり、それらのメールはリアルタイムでプッシュ着信する。そのほかのWebメールもPOP、IMAP対応していれば、BlackBerryで利用が可能である。(例:Yahoo!メールlivedoor メールgooメール「有料版」)

spモード

BlackBerry9700ではiモード絵文字が発売当初より利用可能であったが、iモードメールは利用できない。iモード.netモバイルモードを利用することで、ブラウザを利用した送受信は可能。

2010年9月1日よりドコモではスマートフォンでも@docomo.ne.jpのドメインが利用できるspモードを開始したが、BlackBerryでは対応していなかった。しかし、2010年内にこのspモードがBlackBerryでも利用できるようになることがRIMより発表されている。[2]

2010年12月1日よりspモードに対応し、同時にブラックベリーインターネットサービスの料金が、改定される予定。spモードは、他のAndroid機種等とは、一部仕様が異なる。




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