出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 09:28 UTC 版)
電場の満たす方程式
クーロンの法則
空間上の位置 r0 に電荷 Q を置く。さらに位置 r に
電荷 q を置く。電荷が静止している場合に、電荷 q が電荷 Q から受ける力は、
となる。これをクーロンの法則という。ここで、は真空の誘電率である。
これに電場の定義をあわせて考えると、
となる。これは電荷 Q が作る静電場である。
マクスウェル方程式
電場はベクトル場であり、場の発散と場の回転に分解できる。
電束密度の発散は電荷密度ρに等しい。
これはマクスウェル方程式の一つであるガウスの法則である。
電場Eの回転は磁場Bの変動に相当する。
これはマクスウェル方程式の一つであるファラデーの法則である。