超絶倫人ベラボーマン
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他機種版
PCE版以外、社名を「バンナム」(発売当時はバンダイナムコゲームス)と略記。
No. | タイトル | 発売日 | 対応機種 | 開発元 | 発売元 | メディア | 型式 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 超絶倫人ベラボーマン | 1990年7月13日 1990年 |
PCエンジン | ナウプロダクション | ナムコ | 4メガビットHuCARD[2] | NC90005 | - |
2 | 超絶倫人ベラボーマン | 2007年5月22日 2007年4月11日 |
Wii | ナウプロダクション | バンナム | ダウンロード (バーチャルコンソール) |
- | PCエンジン版の移植。 2019年1月31日 配信・販売終了 |
3 | 超絶倫人ベラボーマン | 2009年10月6日[3] |
Wii | ナムコ | バンナム | ダウンロード (バーチャルコンソールアーケード) |
- | アーケード版の移植。 2019年1月31日 配信・販売終了 |
4 | 超絶倫人ベラボーマン | 2010年10月28日[4] |
EZアプリ | バンナム | バンナム | ダウンロード (ナムコEZゲームス) |
- | PCエンジン版をベースにした移植 |
5 | 超絶倫人ベラボーマン | 2010年11月1日[4] |
iアプリ S!アプリ |
バンナム | バンナム | ダウンロード (ナムコ・ゲームス) |
- | PCエンジン版をベースにした移植 |
6 | BRAVOMAN®: BINJA BASH! | INT 2013年8月29日[5] 2013年10月4日[6] |
iOS Android |
バンナム | バンナム | ダウンロード | - | リメイク版 |
7 | 超絶倫人ベラボーマン | 2023年6月8日[7][8][9] |
PlayStation 4 Nintendo Switch |
バンナム | ハムスター | ダウンロード (アーケードアーカイブス) |
- | アーケード版の移植 |
- PCエンジン版
- 1990年7月13日発売。
- 面構成やゲームバランスが大幅に再調整されたリニューアル版とも言える内容で、アーケード版よりも難易度が低くなり、家庭用向けにより遊びやすい仕上がりとなっている。アーケード版の売りの1つであったベラボースイッチは搭載されず、ボタンを押し続ける長さだけで強弱を調節する仕様に変更された。
- 日本国外出荷のTurboGrafx-16では、『Bravoman(ブラボーマン)』という名称で発売された。
- ボタン以外の、アーケード版から仕様変更された主な箇所は下記のとおり。
- ステージ数が全22面[注釈 4]に再構成されアーケード版から大幅に変更されている。また、1面での操作説明なども削除された。
- 音声合成のボイスの数がアーケード版より減少。
- ゲーム中の吹き出しによるセリフはオリジナルのものに差し替え。
- 各ステージのボス戦前に吹き出しによるセリフが追加された。
- ブラックベラボーマンの水中形態ブラックシーベラボーが登場する。
- ブラックベラボーマンの正体がα遊星人に変更。その理由も付けられている。
- 一部の背景の簡略化および商標に関する看板などの書き換え。
- ボスは一部のステージを除いて、アーケード版のように1つのステージ内で何人も出てくることは無い。
- ボスの耐久力はアーケード版よりも上がっている。2度目に登場する時はさらに耐久力が上がるボスもいる。
- ボス戦用のBGM、ボスを倒した後のBGMが追加された。
- コンティニュー時はステージの最初に戻される仕様になった。ただ裏技でAC版と同様にその場復活も可能。
- コンティニュー回数増加アイテムの1UPが追加された。
- 裏技のおまけモードで、爆田博士を除く各ステージのボスと連続で戦える「べらぼうまんの禁じられたあ・そ・び」モードを追加。
- バーチャルコンソール版・バーチャルコンソールアーケード版
- 2019年1月をもって両方とも配信・販売は終了している。
- バーチャルコンソールアーケード版(VCアーケード版)は、グラフィックや面構成などがアーケード版に準拠している。
- 両版とも、オリジナルとは微妙に変更されている箇所があるので下記に主なポイントを記載する。
- 操作方法の時、移動の説明のレバーが十字キーに差し替え。
- 一部背景の書き換え(タバコ屋の看板など実在の商標の看板)。
- コントローラーの種類により操作系統を選択できる。
- wiiリモコン=PCエンジン版と同様にボタンを押す長さでアクションの強弱を調整。
- クラシックコントローラー=アクションの強弱を、攻撃・ジャンプごとに、大中小3段階を計6ボタンに割り振って操作する。ボタンの配置換えは不可。
- Let's!TVプレイCLASSIC版
- バンダイが2006年頃に発売していたTV用玩具『Let's!TVプレイCLASSIC』シリーズの『ナムコノスタルジア3』に、本作のアーケード版とキャラをワンダーモモにしたアレンジ版を収録した移植が予定されていたが、諸般の事情により発売中止となった。
- 携帯アプリ版
- バンダイナムコゲームス(配信開始当時の社名)のモバイルサイト「ナムコ・ゲームス」および「ナムコEZゲームス」より、2010年10月28日より配信されている携帯電話用アプリ。PCエンジン版をベースにして移植している(全22ステージなどの特徴が共通)。
- BRAVOMAN®: BINJA BASH!
- スマートフォン&タブレット用アプリ版。2013年8月29日に英語版が先行配信され、日本語版は2013年10月4日より配信された。
- アーケードアーカイブス版
- 2023年6月8日にPlayStation 4とNintendo Switchで配信。後期バージョンを収録している。
- 「こだわり設定」でゲームスピードの調整、時間経過により出現するキャラクターの出現タイマーの表示の有無、開始ステージの選択ができるステージセレクトの設定が可能。操作タイプは「ボタン設定」にて3つのタイプから選ぶ事が可能。実在の商標看板の書き換え内容はバーチャルコンソールアーケード版と完全に一致しているが、タバコ屋の看板がアーケード版と同等になっている。(バーチャルコンソールでは"タバタ"と表記されていた)
注釈
出典
- ^ ARCADE GAMERS 白書 Vol.2. メディア・パル. (2010). p. 65. ISBN 978-4896101096
- ^ a b c d e 「10月号特別付録 PCエンジンオールカタログ'93」『PC Engine FAN』第6巻第10号、徳間書店、1993年10月1日、19頁。
- ^ 佐伯憲司 (2009年10月5日). “バンダイナムコ、「超絶倫人ベラボーマン」、「ニューラリーX」をバーチャルコンソール アーケードで10月6日より配信” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2019年4月8日閲覧。
- ^ a b 階堂綾野 (2010年10月28日). “ナムコ時代の懐かしいアクションゲーム『超絶倫人ベラボーマン』がケータイに登場”. iNSIDE. イード. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “「超絶倫人ベラボーマン」がスマホ向け「BRAVOMAN:Binja Bash!」で復活” (日本語). 4Gamer.net. Aetas (2013年8月30日). 2019年4月9日閲覧。
- ^ “『BRAVOMAN: Binja Bash!』の日本語ローカライズ版がApp StoreとGoogle Playで配信中!” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA (2013年10月7日). 2019年4月8日閲覧。
- ^ “【ベラボー参上】『アケアカ 超絶倫人ベラボーマン』6月8日に配信。正義と勇気の戦士となり爆田博士の野望を打ち砕く”. ファミ通.com. KADOKAWA (2023年6月7日). 2023年6月15日閲覧。
- ^ 簗島 (2023年6月7日). “Switch/PS4「アーケードアーカイブス 超絶倫人ベラボーマン」,6月8日に配信。悪の科学者の世界征服を阻止するため,ベラボーマンが立ち向かう”. 4Gamer.net. Aetas. 2023年6月15日閲覧。
- ^ Gamer編集部 (2023年6月7日). “「アーケードアーカイブス 超絶倫人ベラボーマン」が6月8日に配信!1988年にナムコから発売されたアクションゲーム”. Gamer. ixll. 2023年6月15日閲覧。
- ^ a b c d 多根清史「『源平討魔伝』『暴れん坊天狗』を創った男」『CONTINUE』Vol.4、太田出版、2002年3月23日、105 - 120頁。
- ^ “Bravoman for TurboGrafx-16 (1990)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月12日閲覧。
- ^ a b “超絶倫人ベラボーマン まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年6月28日閲覧。
- ^ “Bravoman for Wii (2007)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2018年5月12日閲覧。
- ^ a b c d e 「ゲーメスト大賞11年史」『GAMEST MOOK Vol.112 ザ・ベストゲーム2 アーケードビデオゲーム26年の歴史』第5巻第4号、新声社、1998年1月17日、22-23頁、ISBN 9784881994290。
- ^ a b 「最も愛されたゲームたち!! 読者が選んだベスト30」『ザ・ベストゲーム 月刊ゲーメスト7月号増刊』第6巻第7号、新声社、1991年7月1日、46 - 47頁、雑誌03660-7。
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