爆笑問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 01:29 UTC 版)
出版
雑誌連載
- テレビブロス「天下御免の向こう見ず」 - 太田の小説と田中の紙粘土工作で、世相を表現する内容。なお、太田は連載当初は小説ではなく時事問題に対する自らの意見を掲載していた。
- 週刊プレイボーイ「爆笑問題の世紀末ジグソーパズル」→「爆笑問題の太田の本音 田中の弱音」→「爆笑問題の笑えるニュース解説」
- 宝島30→WIRED→サイゾー→WiLL→Hanada「爆笑問題の日本原論」 - 漫才調で書かれている。『Will』→『Hanada』は保守論壇雑誌であるが、前述のとおり「あくまでネタであり政治主張をしているわけではない」のと「連載自体が転々としているのでどの雑誌でもいい」という理由で連載をしており、町山智浩から「場違いという意識はあるか」と聞かれたが、それについても「ない」と答えており、掲載誌を読むこともせず「もともと自分の文章も読み返したくない」とも述べている[22]。なお、『WILL』→『Hanada』の編集長の花田紀凱は、かねてからお笑い芸人としての爆笑問題を絶賛しており、2002年には「爆笑問題にはぼくが雑誌をやり続けている限り、登場してほしい」といった発言をしている[82]。
- ダ・ヴィンチ「爆笑問題の日本史原論」
書籍
歴史や時事問題などについて漫才形式で書かれているもの(「日本原論」シリーズなど)が多い。しかし、太田によれば「爆笑問題」名義で作中でも田中が登場するにもかかわらず、太田が1人で執筆することが殆どで田中は作業には参加していない。田中は「名前貸しみたいなもんです」と話している。また、原稿料は田中にも配分されている。また日本原論内でもこの事に言及することがあり、特に太田が田中のセリフを勝手に本人の主張と違うものにする事が多く、その時はすぐに訂正のツッコミが入るのが恒例。
- 日本原論シリーズ
- 『爆笑問題の日本原論』宝島社(1997年2月)
- 『爆笑問題の日本原論2000』メディアワークス(1999年12月)
- 『爆笑問題の日本原論 2』幻冬舎文庫(2002年12月)
- 『爆笑問題の日本原論世界激動編』幻冬舎(2002年5月)
- 『こんな世界に誰がした』幻冬舎(2004年1月)
- 『偽装狂時代 爆笑問題の日本原論5』幻冬舎(2006年5月)
- 『大恐慌時代 爆笑問題の日本原論6』幻冬舎(2009年9月)
- 『爆笑問題の日本原論 自由にものが言える時代、言えない時代』太田出版(2015年4月 町山智浩との共著)
- 『時事漫才 爆笑問題の日本原論』太田出版(2018年9月、爆笑問題コンビ30周年記念特別刊行[83])
- 日本史原論シリーズ
- 『爆笑問題の日本史原論』メディアワークス(2000年8月)
- 『爆笑問題の日本史原論 偉人編』メディアワークス(2001年8月)
- 『爆笑問題の日本史原論グレート』幻冬舎(2002年8月)
- 『昭和は遠くになりにけり』幻冬舎(2003年7月)
- 『日本史が人物12人でわかる本』幻冬舎(2004年7月)
- 『ニッポンの犯罪12選』幻冬舎(2005年7月)
- 『爆笑問題の戦争論』幻冬舎(2006年8月)
- 『日と米』幻冬舎(2007年9月)
- 『日本文学者変態論』幻冬舎(2009年3月)
- 『爆笑問題の太閤記』幻冬舎(2010年9月)
- 『爆笑問題の忠臣蔵』幻冬舎(2011年12月)
- 『黒田官兵衛はなぜ天下を取らなかったのか?』幻冬舎(2014年3月)
- 爆笑問題のきょうのジョー(漫画・西本英雄)
- 『爆笑問題のきょうのジョー 1』(共著)講談社(2001年7月)
- 『爆笑問題のきょうのジョー 2』(共著)講談社(2001年9月)
- 『爆笑問題のきょうのジョー 3』(共著)講談社(2001年11月)
- 『爆笑問題のきょうのジョー 4』(共著)講談社(2002年5月)
- 世紀末ジグソーパズルシリーズ
- 『爆笑問題の世紀末ジグソーパズル』集英社(1999年12月)
- 『爆笑問題時事少年』集英社(2001年4月)
- 『爆笑問題の今を生きる!』集英社(2003年4月)
- 『爆笑問題のそんなことまで聞いてない』集英社(2004年4月)
- 『爆笑問題のふざけんな、俺たち!』集英社(2005年4月)
- 『風説のルール』集英社(2006年4月)
- 『爆笑問題の清き一票を田中に!』集英社(2007年5月)
- 『爆笑問題の(笑)』集英社(2008年5月)
- 天下御免の向こう見ずシリーズ
- 爆笑問題カーボーイシリーズ(『カーボーイ』のコーナーを書籍化したもの)
- 『爆笑問題の学校VOW』宝島社(1999年4月10日)
- 『聴け。』アミューズブックス(2000年3月)
- 『爆笑問題のハインリッヒの法則 世の中すべて300対29対1の法則で動いている』祥伝社(2003年6月)
- その他
- 『ファミスタ64公認ガイドブック』小学館(1998年1月)※インタビューに登場。太田・田中が(編集部のほうで)作成したオリジナルチームで試合が行われた。
- 『爆笑問題のピープル』幻冬舎(1998年6月)
- 『爆笑大問題』講談社(1999年1月)
- 『超爆笑大問題』講談社(2000年2月)
- 『爆笑問題の死のサイズ 新聞の死亡記事で読み解く、20世紀人物列伝』扶桑社(2000年6月)
- 『爆笑問題の死のサイズ 上・下』扶桑社文庫(2002年7月)
- 『対談の七人』新潮社(2000年12月)
- 『爆笑問題とウルトラ7』新潮社文庫(2002年12月)
- 『爆笑問題・パックンの英語原論』(共著)メディアワークス(2001年8月)
- 『爆笑問題のザ・コラム』講談社(2001年11月)
- 『バクマン!』(共著)幻冬舎(2002年5月)
- 『爆笑問題・パックンのニュースで英語を学ぶ本』(共著)幻冬舎(2002年11月)
- 『爆笑新聞』角川書店(2002年12月)
- 『爆笑問題の「文学のススメ」』新潮社(2003年10月)
- 『爆笑問題が読む龍馬からの手紙』情報センター出版局(2005年8月)
- 『だから言わんこっちゃない 崖っぷち会社信徒逆襲の手引き』小学館 (2008年12月)
注釈
- ^ 『水着でKISS ME』はスパイシーフルーツの親会社であるウッドオフィスが制作に関わっていた。
- ^ 太田光代はいつか爆笑問題が謝罪し太田プロに戻るタイミングがくると思い、あえて事務所に残る決断をし、数年後実際に爆笑問題は無所属ながらネタ番組で活躍したことにより太田プロも復帰を認めたが、太田光代によると太田光は「(事務所を)一度裏切ったその人をまず信用できるかどうかっていうことがあると。自分で自分のことを言ってるんですよ」と復帰を拒否。それによって、太田光代はタイタンを設立して独立した[8]。
- ^ 太田は埼玉県上福岡市(現:ふじみ野市)出身。
- ^ 田中は東京都杉並区出身。
- ^ もっともこのことについては太田本人も「私が全部悪いんです」と自身の非を全面的に認める発言を後年にしている[64]。
出典
- ^ a b 【太田光 しごとのはなし】第19回「リーダーのはなし」 - ぴあ映画生活 7頁
- ^ age28 タイタン 太田 光代 |女性の転職・求人情報 ウーマン・キャリアDOGA
- ^ 若手のホープだった爆笑問題 業界から「完全に干された」過去 ライブドアニュース
- ^ 【聖地巡礼】将門首塚(上)都心に今も生きる伝説 - MSN産経ニュース 2008.1.31。
- ^ 【エンタがビタミン♪】爆笑問題、SMAP解散騒動「芸能人は会社側とビジネス交渉が苦手」
- ^ "これは激レア! 爆笑問題・太田光が田中裕二に「感謝」した異例トーク全容". アサジョ. 徳間書店. 12 May 2024. 2023年5月12日閲覧。
- ^ “爆笑問題の太田光、NHKと芸能界のパワーバランス暴露「事務所の圧力関係ない」”. リアルライブ (2016年10月19日). 2021年3月13日閲覧。
- ^ 爆笑問題の事務所独立裏側 和解成立も「太田プロに帰れない」と太田光が語った理由 光代氏が明かすスポニチ Sponichi Annex
- ^ 【太田上田#160】コントライブについて語りましたYoutube 2020年6月27日配信 2021年2月27日閲覧。
- ^ 「爆笑問題30周年単独ライブはオールコント!爆チューも踊った「また30年後に」」『お笑いナタリー』。2018年9月14日閲覧。
- ^ a b c “第2回 日藝賞”. 日本大学芸術学部. 2023年7月3日閲覧。
- ^ 『発表!!第57回ギャラクシー賞 各部門入賞作品、個人賞、特別賞、フロンティア賞、DJパーソナリティ賞、志賀信夫賞、マイベストTV賞グランプリ』(プレスリリース)NPO放送批評懇談会、2020年6月1日。 オリジナルの2020年6月11日時点におけるアーカイブ 。2020年6月8日閲覧。
- ^ “爆笑問題、ラジオ愛実らせ『第57回ギャラクシー賞』ラジオ部門DJパーソナリティー賞”. ORICON NEWS (2020年6月1日). 2020年6月1日閲覧。
- ^ “爆笑問題・太田光、ギャラクシー賞に喜び 「令和のタモリ」田中裕二は江藤愛アナへのやさしさも”. ORICON NEWS (2020年6月7日). 2020年6月8日閲覧。
- ^ “爆笑問題が、第57回ギャラクシー賞 ラジオ部門「DJパーソナリティ賞」を受賞!”. TITAN (2020年6月1日). 2020年6月14日閲覧。
- ^ “爆笑問題のギャラクシー賞コメントに“地方ラジオ”パーソナリティーが反応 「自分もうれしい」”. ORICON NEWS (2020年7月3日). 2020年7月4日閲覧。
- ^ 週刊文春「家の履歴書」より。[要文献特定詳細情報]
- ^ 朝日新聞神奈川版 2023年1月1日号 27面
- ^ 『爆笑問題のきょうのジョー』『爆笑問題の世紀末ジグソーパズル』など。
- ^ “爆笑問題 元マネージャーが覚せい剤で逮捕!(芸能)”. 女性自身. (2014年6月24日)
- ^ 1997年3月7日放送『金曜UP’Sスペシャルスプリング』
- ^ a b 爆笑問題・町山 2015, p. 6.
- ^ 爆笑問題、2人とも免許なし 社長が禁止「リスクしかない」マイナビニュース 2020年11月1日配信 2020年12月7日閲覧
- ^ a b c 爆笑問題が「免許を持たない」からこそ回避できた“2大リスク”とは アサジョ 2020年11月8日配信 2021年10月6日閲覧
- ^ 【太田光 しごとのはなし】第4回 お金のはなしぴあ映画生活
- ^ “転倒の爆笑問題太田、大学生時代にも死にかけていた? (2019年4月7日)”. エキサイトニュース. 2020年3月20日閲覧。
- ^ a b c 『しゃべくり007』では埃まみれでもスタイリストが直しに来ない?『太田上田』上田 CM現場にカリカリ編2Chuun Press 2020年8月16日配信 2020年12月7日閲覧
- ^ エレカシ・宮本×爆笑問題・太田の対談を観た。ふたりの共通点と揺るぎない哲学とは?rokin’on com.
- ^ 【太田光 しごとのはなし】第5回「漫才のはなし」 - ぴあ映画生活 2頁
- ^ 【太田光 しごとのはなし】第5回「漫才のはなし」 - ぴあ映画生活 3頁
- ^ a b 『爆笑問題のツーショット』に見る、太田光の"3種類のボケ"とは? (1/3ページ) エキサイトニュース
- ^ 爆笑問題・町山 2015, p. 204.
- ^ 爆笑問題の田中裕二 安倍政権をネタにすると「反日」扱いされることに不満 ライブドアニュース
- ^ 森友、加計…爆笑問題が“お騒がせ”出来事ぶった切る! 最新DVDで80分超のノンストップ漫才披露zakzak
- ^ M-1旋風を起こしたタイタン“太田光イズム”とは。所属6組中、2組が決勝 - 日刊SPA!・2023年1月7日
- ^ 爆笑問題・町山 2015, p. 2.
- ^ 爆笑問題・町山 2015, p. 133.
- ^ 『爆笑問題時事少年』集英社(2001年4月、P196)
- ^ ナイツ塙 同じ時事ネタ漫才の爆笑問題は「負けられないというより倒さなくてはいけない」存在 フジテレビビュー!! 2020年9月8日配信 2020年12月7日閲覧
- ^ 爆問・太田、古舘伊知郎の褒め言葉を“無意味化”「小学生の吉田さん状態」スポニチアネックス
- ^ 『爆笑問題のツーショット』に見る、太田光の"3種類のボケ"とは? (2/3ページ) エキサイトニュース
- ^ テレビ朝日『爆笑問題の検索ちゃん』より
- ^ 爆笑問題のプロフィール
- ^ 結成23年 爆笑問題がまだ忙しくなるワケ日経エンタテインメント! 2011年12月12日配信 2020年12月7日閲覧
- ^ 人気お笑いタレント「爆笑問題」を起用したテレビCM第2弾、1月29日より大好評放映中 エン・ジャパン 2007年2月1日配信 2020年12月7日閲覧
- ^ 新発売『アサヒ カクテルパートナー』新シリーズ「アイスカクテル」新TVCMのナレーションに爆笑問題のお二人を起用~3月4日(土)より全国で放映開始~アサヒ飲料 2006年3月2日配信 2020年12月7日閲覧
- ^ 爆問・田中「意外にアイツのこと好きなのよ」に相方・太田が照れ笑いスポニチアネックス 2022年3月27日配信 2023年11月19日閲覧。
- ^ 爆問・田中、謎多き素顔に周囲が困惑 密着した『情熱大陸』も「音を上げた」Sirabeeエンタメ 2023年2月25日配信 2023年11月19日閲覧。
- ^ 爆笑問題・太田光は熱い男だった 芸人仲間を助けるために奔走した過去エキサイトニュース 2017年10月7日配信 2023年6月2日閲覧。
- ^ 爆笑問題 巨泉さんとの“けんか”に感慨深げ「寂しいですね」
- ^ “爆笑問題が主演するはずだった園子温監督作 代役は星野源 (2017年4月5日掲載)”. ライブドアニュース. 2019年8月19日閲覧。
- ^ 爆問の首相主催の花見会出席で批判 光代社長が反論 - 日刊スポーツ 2015年4月
- ^ 爆笑問題が大阪府に1000万円寄付 御堂筋イルミネーションで - MSN産経ニュース 2009.5.14
- ^ 橋下氏 爆問・太田のイジリに反応デイリースポーツ
- ^ 爆笑問題に厚い信頼を寄せるSMAP 中居が「爆笑さんしかいない」と田中に感謝する ライブドアニュース
- ^ 太田光、SMAPへ「デリケートだから心配」 今後の活動への心配も,デイリースポーツ
- ^ 太田光、SMAPに「友達同士、仲直りしてほしい」,ライブドアニュース
- ^ 田中裕二が中居正広の球場での奮闘ぶり語る「取材とかをこまめにやってる」 ライブドアニュース
- ^ 太田光 木村拓哉が主演ドラマの共演者への影響を指摘「気合の入り方が違う」ライブドアニュース
- ^ 萩本欽一と香取慎吾が「欽ドン!」再現、爆笑太田は香取と爆チュー問題グノシー
- ^ 桑田佳祐、爆笑・太田からの「熱いメール」に感動エキサイトニュース
- ^ 上野公園 不忍池編5 中京テレビ
- ^ 『ホットドッグ・プレス』1994年7月25日号
- ^ a b 爆問・太田、生放送で松本人志「大っ嫌い」発言の真意を語る…本当に嫌いなのは「恵です」
- ^ 日刊スポーツ - ダウンタウンと太田光代氏、太田光話題に盛り上がる(2016年11月11日の記事)
- ^ ライブドアニュース - ダウンタウン松本人志 爆笑問題の太田光について妻の太田光代氏に質問(2016年11月11日の記事)
- ^ 松本人志が山口もえを介して田中裕二イジる「彼だいぶ小さいでしょ」
- ^ ダウンタウン松本人志「全身アディダス土下座強要事件」イジり解禁!爆笑問題・太田光も「松本さんが…」言及で「28年の共演NG因縁」“完全雪解け”へ!!(2022年2月1日の記事)
- ^ 松本人志「やれへんの?」爆問太田光に「M-1」審査員公開ラブコール ネット激熱「歴史的場面」(2022年9月11日の記事)
- ^ 『伊集院光 日曜日の秘密基地』より
- ^ 爆笑問題とビートたけしが“奇跡の共演”,ライブドアニュース , 2016年2月14日
- ^ 太田光が桑田佳祐からのメールに驚き「偽ベッキーを連れて行きます」,ライブドアニュース , 2016年2月17日
- ^ a b “【爆笑問題】芸歴35年の中で起きた一番怒られた事件簿ランキング【鬼越トマホーク】”. 鬼越トマホーク喧嘩チャンネル (2023年6月30日). 2023年7月2日閲覧。
- ^ 『JUNK座談会スペシャル2008』
- ^ 『お笑い男の星座』(浅草キッド著、2001年、文藝春秋、ISBN 978-4163569703)
- ^ 水道橋博士「気まずくてしょうがない」 “犬猿の仲”太田光と2人きりの生放送ライドドアニュース
- ^ 2002年4月7日放送の『笑っていいとも!増刊号スペシャル』にて
- ^ a b c d e f g h i j k l m 爆笑問題 - オリコンTV出演情報
- ^ 「1万2000人が選ぶ! 私が感動した金メダルはこれだ!」(2021年7月20日)を含む。
- ^ “映画『漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々』”. 映画『漫才協会 THE MOVIE 舞台の上の懲りない面々』. 2024年3月3日閲覧。
- ^ 爆笑問題 - オリコンCM出演情報
- ^ 『爆笑問題とウルトラ7』(新潮社文庫) P254 – 261。
- ^ “「爆笑問題の日本原論」最新刊が9月発売、30周年ライブ会場で先行販売 - お笑いナタリー”. お笑いナタリー. 2018年8月24日閲覧。
固有名詞の分類
- 爆笑問題のページへのリンク