我孫子道停留場 我孫子道停留場の概要

我孫子道停留場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 15:36 UTC 版)

我孫子道停留場
2番のりばから北を望む(2008年8月)
あびこみち
ABIKOMICHI
HN14 安立町 (0.6 km)
(0.6 km) 大和川 HN16
所在地 大阪市住吉区清水丘
駅番号 HN15
所属事業者 阪堺電気軌道
所属路線 阪堺線
キロ程 6.2 km(恵美須町起点)
天王寺駅前から6.0 km
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線(2ヵ所)
開業年月日 1911年明治44年)12月1日
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天王寺駅前 - 浜寺駅前系統の電車は、一部を除き本停留場で乗務員の交代を行っている。

歴史

  • 1911年明治44年)12月1日:阪堺電気軌道(初代)の駅として開業。
  • 1915年大正4年)6月21日:南海鉄道との合併により、同鉄道の駅となる。
  • 1944年昭和19年)6月1日:会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1947年(昭和22年)6月1日:路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
  • 1980年(昭和55年)12月1日:路線譲渡により阪堺電気軌道の駅となる。
  • 2009年平成21年)7月4日:ダイヤ改正で運転系統が改編されたため、それまでとは逆に朝晩のごく一部を除いて恵美須町からの電車の方がここで折り返し、上町線直通電車が浜寺駅前まで直通する事となった。かつては、上町線直通電車は必ず我孫子道で折り返していた。また、恵美須町からの電車が当駅止まりの場合はほとんどが入庫列車であった。

停留場構造

相対式ホーム2面2線が2箇所にあるが、下記のように使われている。

のりば
1 [注 1] 阪堺線 浜寺駅前方面 踏 切 3 [注 2] 阪堺線 浜寺駅前方面
4 [注 3] 阪堺線 恵美須町方面 2 阪堺線 恵美須町方面
上町線 天王寺駅前方面 上町線 天王寺駅前方面

入庫列車以外の当駅止まり列車は、一度浜寺駅前方面へ引き上げてから出庫待機線に入って恵美須町方面ホームに入る。ただし、大きな遅れが出た場合は直接車庫に入って折り返す(これなら2分弱もあれば折り返せる)。なお、日中の当駅始発恵美須町行きは天王寺駅前行きが出発するまで出発待機線を出ないが、ダイヤ上少しでも天王寺駅前行きが遅れると一本後の恵美須町行き列車が出発待機線まで来る事がある(なお、出発待機線は2両分あるので浜寺駅前方面本線を塞ぐ事は無い)。

1番のりばはホーム長さが2.5両分ほどあり、朝ラッシュや正月3が日などの列車錯綜時は手前の場内信号に併設されている誘導信号の指示で、2列車(ダイヤが混乱して、さらに続行列車が我孫子道止まりの場合に限り3列車[注 4])まで入線可能である。

車庫へ入るポイント付近でアンダーパス工事(阪堺線の下を貫通)が行われた関係で、前後の架線柱が2005年(平成17年)頃に移設された。これに伴い、出庫待機線へのスプリングポイント付近にあったデッドセクションも我孫子道寄りに移設されている。同時期に、恵美須町方面本線の場内信号機と浜寺方面本線の出発信号機も、3灯式(ただし、緑部分は封鎖)から2灯式に交換された。


注釈

  1. ^ ここだけホーム長さ2両分
  2. ^ ラッシュ時用、1番線から踏切をはさんで南
  3. ^ ラッシュ時用、2番線から踏切をはさんで北
  4. ^ 阪堺線が日中8分間隔だった時代は、朝ラッシュ後の入庫時間帯に日常的に行われていた。

出典



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