光岡・ライク 光岡・ライクの概要

光岡・ライク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 01:35 UTC 版)

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光岡・ライク
HA3W/HA3WLDD/HA3WLDDB型
フロント
リア
概要
別名 三菱・i-MiEV
プジョー・イオン
シトロエン・C-ゼロ
販売期間 2010年6月 - 2012年7月
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアハッチバック
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン -
モーター Y4F1
最高出力 64ps
変速機 無し
サスペンション
前:ストラット
後:3リンクド・ディオン
車両寸法
ホイールベース 2,550mm
全長 3,570mm
全幅 1,475mm
全高 1,610mm
車両重量 1,090-1,140kg
その他
ベース車 三菱・i-MiEV
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概要

2010年4月22日に発表[1]、同年6月16日から販売予約を開始した[2]

ベース車にクロームメッキを施した大き目の前後 バンパーや重厚感のあるフロントグリルなどを採用することで、存在感を主張。全長を3,570mmにまで延長した結果、軽自動車枠を飛び出し小型自動車扱い(車格的にはリッターカークラス相当)となった。

インテリアもそれに合わせてリアシートならびにリアドアトリムの形状変更やシートベルトの追加を施すことで、乗車定員をベース車の4名から5名に増員している。これについては、タクシー用としての需要を見込んでいるためだという[3]

ボディカラーは全5色を用意。

価格はi-MiEVより30万円高い428万円だが、i-MiEV同様に2010年度は1台あたり114万円の補助金が政府から交付されるため、実際の支払い金額は314万円となる。また、販売方法は当初、i-MiEVと同じくメンテナンスリース方式が基本となっていた。

販売店舗は光岡自動車に加え、法人向け販売窓口として兼松とユアサM&Bの2社が担当する体制を取っている。納車とアフターサービスに関しては当初三菱自動車の販売ディーラーで行うが、ロードサービスについては予約受付開始時に光岡自動車が提供するサービスに変更した。

2010年11月26日に「i-MiEV」の改良を受け、一部仕様変更。車両接近通報装置・ACCオートカット機能・ルームランプオートカット機能・ブレーキオーバーライド制御の追加、静粛性の向上、普通充電ケーブルや普通充電ガンのデザイン変更等を行う。また、「ライク」独自の変更点として、メーカーオプションの「プレミアムセレクション」にグリルメッキモールを追加した。併せて、従来からのメンテナンスリース方式に加え、現金購入による販売も開始された。

2011年8月26日に「i-MiEV」の改良を受け、マイナーチェンジ。グレード体系をモノグレードから「M」と「G」の2グレード体制に変更。「MiEV OS」の改良等でブレーキペダル連動回生ブレーキを追加し、一充電当たりの走行距離を向上。新たにASC(アクティブスタビリティコントロール)を標準装備し、ドアミラーを大型化したことで安全性能も向上された。「G」は運転席・助手席シートヒーターとこれまでメーカーオプションとなっていたSSDカーナビゲーションシステム「三菱マルチエンターテイメントシステム(MMES)」を標準装備化した(MMESは「M」にもメーカーオプションで装備可能)。普通充電ケーブルは新たにコントロールボックスを追加したAC200V専用ケーブルのみとなり、AC100V専用ケーブルをメーカーオプションに変更。ボディカラーはホワイトソリッド、クールシルバーメタリック、ブラックマイカのシックな3色に整理された。車両本体価格も見直され、「G」は従来型から18万円引き下げられ410万円に、新グレードの「M」は290万円に設定した。なお、国のEV補助金(「M」は72万円、「G」は96万円)が交付された場合、実質負担額は「M」が218万円、「G」は従来型と同じく314万円となる。

2012年7月、シートベルト安全基準の法改正により販売を終了した。

車名の由来

  • 電気の根源である「」で「駆動」することから。また、アルファベット表記の「Like」は人に好かれるクルマであってほしいという願いが込められている。



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