九段北
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 01:04 UTC 版)
九段北(くだんきた)は、東京都千代田区の町名で、旧麹町区に属した。現行行政地名は九段北一丁目から九段北四丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は102-0073[1]。
注釈
- ^ 平将門を祭神とし、中世は大手町の将門首塚の辺「上平川村」にあったという古社。田安台(田安門付近)に移った後、江戸城築造に伴い筑土八幡町に移され、筑土八幡社と並んでいた。戦災で焼失した後、九段中坂中腹の世継稲荷の境内地に移って現在に至る。九段一・二丁目、飯田橋、富士見、船河原町(新宿区)を氏子区域とする。
- ^ 九段坂の北側に平行し、築土神社に面する坂。坂を下って日本橋川に達する手前に滝沢馬琴の旧居跡があり、「馬琴の井戸」が残る。江戸時代から人気のない坂であったため、地元の口碑では、ここでのっぺらぼうが出たという。
- ^ 陸軍将校の共済・社交施設。九段坂に面して威容を誇ったが、戦後、敷地は住宅公団本部(今は移転)や実践倫理宏正会本部となり、偕行社は九段南四丁目に移っている。
- ^ 靖国神社外苑のソメイヨシノは、1958年頃、東京新聞社の寄付によって植えられたものである。
- ^ 出入口は昔からあったが、木造の南門および左右に伸びる築地塀は、戦後の1950年代に新設されたものである。近年、南門は初詣やみたままつりなどの人出の多い時期に閉鎖されることが多く、神社と地元とのつながりが希薄になっていることを示している。
出典
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
- ^ 1967年(昭和42年)1月19日自治省告示第13号「住居表示が実施された件」
- ^ “町丁別世帯数および人口(住民基本台帳)”. 千代田区 (2017年12月6日). 2018年1月2日閲覧。
- ^ “区立小学校の通学区域”. 千代田区 (2017年8月17日). 2018年1月2日閲覧。
- ^ “区立中学校の通学区域と学校選択”. 千代田区 (2017年10月26日). 2018年1月2日閲覧。
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