ホニアラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/20 13:14 UTC 版)
歴史
- 第二次世界大戦前までは、ツラギ島が首都であった。
- 1983年7月、首都地域(Capital Territory)としてガダルカナル州から分離する[3]。
- 1995年5月26日、首都地域が廃止されガダルカナル州へ編入される。ただしホニアラ市は州から独立した特別市として存続する[3]。
- 2021年11月24日、市内でマナセ・ソガバレ首相の退陣を求めるデモが発生。首都ホニアラに外出禁止令を発出した。デモは翌25日にも発生して暴動に発展した[5]。
- 2022年8月8日 - ガダルカナルの戦いから80年を迎え、ホニアラ郊外で日本政府主催の慰霊式が行われた。日本からは鬼木誠防衛副大臣が、アメリカからはウェンディー・シャーマン国務副長官、キャロライン・ケネディ駐オーストラリア大使らが参列した[6]。
地理と気候
ホニアラはガダルカナル島の北海岸に位置し、ポイント・クルスに港を有している。 気候は熱帯性で、日中の平均気温は約28℃、水温は26~29℃である。顕著な雨季は11月から4月の間である。年間平均降水量は約2,000mmで、ソロモン諸島全体の平均である3,000mmよりいくぶん少なめである。
Honiaraの気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | 31 (87) |
31 (87) |
30 (86) |
31 (87) |
31 (87) |
31 (87) |
30 (86) |
31 (87) |
31 (87) |
31 (87) |
31 (87) |
31 (87) |
30.8 (86.8) |
平均最低気温 °C (°F) | 23 (73) |
23 (73) |
23 (73) |
23 (73) |
23 (73) |
22 (72) |
22 (72) |
22 (72) |
22 (72) |
23 (73) |
23 (73) |
23 (73) |
22.7 (72.7) |
降水量 mm (inch) | 274 (10.8) |
282 (11.1) |
358 (14.1) |
231 (9.1) |
130 (5.1) |
99 (3.9) |
99 (3.9) |
91 (3.6) |
94 (3.7) |
150 (5.9) |
137 (5.4) |
226 (8.9) |
2,171 (85.5) |
出典:Weatherbase [7] |
経済と産業
街から10km離れた場所にホニアラ国際空港がある。産業としてはいくつかの飲料、クッキー工場がある。主要な輸出品は材木、ココナツ、コプラ及び魚である。最も重要な貿易相手国はマレーシア、日本、台湾である。
- ^ “Solomon Islands Provinces”. Worldstatemen.org. 2023年3月20日閲覧。
- ^ “ソロモンで暴動、豪軍派遣 首相辞任要求も”. 産経ニュース (2021年11月25日). 2021年11月25日閲覧。
- ^ a b c “Provinces of Solomon Islands”. Statoids.com (2015年6月30日). 2023年3月20日閲覧。
- ^ “SOLOMON ISLANDS”. Citypopulation.de (2020年11月18日). 2023年3月20日閲覧。
- ^ “ソロモン諸島首都で反政府デモ、暴徒がチャイナタウン襲撃・放火”. AFP (2021年11月25日). 2021年11月25日閲覧。
- ^ “「ガダルカナル島」慰霊式典に刃物男、海自隊員襲われる…はさみのような凶器で首に負傷”. 読売新聞オンライン (2022年8月8日). 2022年8月8日閲覧。
- ^ “Weatherbase: Historical Weather for Honiara, Solomon Islands”. Weatherbase (2011年). 2011年11月26日閲覧。
ホニアラと同じ種類の言葉
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