ハッスル (プロレス) 放送

ハッスル (プロレス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 04:27 UTC 版)

放送

第1回大会から衛星放送ではパーフェクト・チョイスなどのチャンネルでPPVにて興行の生中継および再放送を行っている。視聴料金は2,100円。

ハッスル公式の有料会員サイト「ハッスル・マニア」では、記者会見の模様や試合のダイジェストなど、膨大な数の動画を視聴することが可能である。

インターネット放送、GyaOでは、2005年11月にハッスル・マニア2005が配信され、以後ハッスルナンバーシリーズを全試合配信していた[24] が、2006年11月 - 12月にハッスル20が配信されて以来、2008年現在は配信していない。なお、GyaOでの放送は入場曲は差し替えられていた。

2009年2月、ハッスルの過去のナンバーシリーズを有料で配信するサイト、ハッスル×ムービーゲートがサービスを開始した。

地上波放送では、愛知岐阜三重の3県をエリアとする東海テレビ2004年のハッスル1から全大会を75分枠の特別番組を主に月曜深夜に不定期で放送していた。この特番については地方興行の直前にテコ入れとして青森テレビテレビ新広島テレビくまもとなどローカル放送される例が見られた。さらに東海テレビでは2005年10月29日よりフリーアナウンサーの矢野武を司会に、タレントの吉本衣里をアシスタントに迎え、「ハッスル×ハッスル」(通称ハスハス)という30分の情報番組を毎週金曜日の深夜に放送していた。

地上波での初の全国放送として、東海テレビをキー局にフジテレビ系列でハッスル・エイド2006を大会翌日の2006年6月19日に録画放送することが決定していたが、6月5日にフジテレビ側からDSE関連のイベントの放送を打ち切る発表が行われ、ハッスル・エイド2006の放送が中止となったため、地上波全国放送は実現しなかった。系列局である東海テレビもこれに同調してハッスル関連すべての放送打ち切りを決定したため、「ハッスル×ハッスル」も打ち切りとなった。

因みに、大阪で興行が行われる際は近畿圏のフジテレビ系列局である関西テレビはCMの放映や興業のクレジットにも名を連ねないなど一切協力していない(ただしハッスル・マニア2005のみ放送)。大阪で開催されたハッスル16においてはライバル局である毎日放送の情報番組「ちちんぷいぷい」に高田総統が告知のため録画出演し、元同局アナウンサーで同番組の司会者(月〜水曜)の角淳一がよしもと軍団による第3ハッスルのリングアナを担当していた。また、札幌で開催されたハッスル・ハウスVol.7・8については北海道の日本テレビ系列局である札幌テレビが所有していた札幌メディアパーク・スピカで開催され、高田総統が同局で中継した日本ハムvs阪神の始球式に登場するなど宣伝活動を展開した。

東海テレビとフジテレビが放送撤退後初めての地上波の番組として、2006年10月6日に行われるハッスル19のPR番組として10月1日に兵庫県独立UHF放送局サンテレビで「ハッスル上陸大作戦」が放送された。次いで青森県で開催された2007年6月10日のハッスル23は地元局の青森テレビが6月2日に事前PR番組を放送し、6月25日深夜に大会の録画中継を行った。

格闘技専門チャンネルのFIGHTING TV サムライでは、ペイ・パー・ビュー放送から時間を置いて、大会の録画中継番組を放送している。再放送はおよそ各興行の3か月後に放送される。東海テレビの「ハッスル×ハッスル」も放送していたが、フジテレビのショックを受けてハスハスも打ち切りとなった。2006年9月からは「ハッスルFC」を放送。2007年6月にはハッスル・エイド2007応援企画としてPPV放送と同じ内容のハッスル23の生中継が行われた。リピート放送はなく、再放送は同時生中継されるPPVのみだった(しかし後に再放送を行った)。

2006年6月のフジテレビショック以来、一部ローカル局を除いてハッスルの地上波放送はなかったが、2007年9月8日にテレビ東京でハッスル・エイド2007の録画中継番組を放送したのを皮切りとして、同局での放送が実現した。なお、同年10月6日から2008年3月29日までは土曜26:50 - 27:20にケンドーコバヤシを司会に、タレントの折原みかをアシスタントに迎えた京楽提供の情報バラエティ番組「どハッスル!!」の放送が関東ローカルのみだが放送されていた。現在は3か月に2回程度の特別番組も放送している(日曜16:00 - 17:15など)。なお、これに伴い「テレビ東京系列外の視聴者にも見られる環境にする」事として、テレビ東京系列のBSデジタル放送局・BSジャパンでもテレビ東京系列の中継を再放送を行い、テレビ東京系列ではない地域でも、地上波放送の方を録り逃した人でも日本全国何処からでも見られる様にすることもやっていく、としている[25]。そして2007年12月31日にはファイティング・オペラ「ハッスル」を初めてテレビ東京系列のゴールデンタイム(21:30 - 23:30 BSジャパンでは別番組でクラシック音楽番組「神尾真由子 優勝の軌跡〜すべて聴かせます!チャイコフスキーコンクール演奏10曲」を放送)で放送(同月10日から4回にわたり月曜21:54 - 22:00でメイキングミニ番組「ハッスル大晦日への道」を放送[26])。関東地方での視聴率は4.0%で、テレビ東京が2002年から設定している大晦日特番(21:30 - 23:30の枠)の中では歴代最高となった。

12月25日放送のものまね王座決定戦で久々に高田モンスター軍のみ久々にフジテレビに登場した。

2008年10月3日から2009年9月25日まで、格闘アニメの実写版★スポーツエンターテイメント「ハッスル」の魅力をラジオで伝える番組として、『高橋大輔と高垣彩陽の夜ナ夜ナハッスル』が毎週金曜日24:00 - 24:30にラジオ関西で放送されていた。

2008年10月15日、第2のインリン様オーディションが本格始動し、テレビ東京系列で土曜24時55分から放送されていたオーディション番組『イツザイ』の番組内で募集していた“第2のインリン様発掘プロジェクト”の第1次オーディションが行われた。


  1. ^ ハッスル公式サイト「ハッスル×KYORAKU 強力タッグを結成!『KYORAKU Presents ハッスル』誕生」2005年10月11日
  2. ^ All About「ハッスル山口日昇新社長に聞く(下)1 / 5」2007年6月24日
  3. ^ All About「ハッスル山口日昇新社長に聞く(下)2 / 5」2007年6月24日
  4. ^ ハッスル消滅危機…年内4大会急きょ中止 デイリースポーツonline 2009年10月28日
  5. ^ ハッスルどライヴ
  6. ^ ハッスルジハード公式サイト
  7. ^ ハッスルが事実上消滅…わずか6年で終止符 デイリースポーツonline 2009年12月9日
  8. ^ “ハッスルが分裂、新団体スマッシュを設立 元オリックス古木が総合格闘家デビューを目指す”. スポーツナビ. (2009年12月8日). http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/text/200912080003-spnavi.html 2011年2月8日閲覧。 
  9. ^ “移籍リスト”から天龍、川田もれる デイリースポーツ 2009年12月8日
  10. ^ ハッスル、事務所兼道場を閉鎖 デイリースポーツ 2009年12月23日
  11. ^ 「俺はこれからもハッスルするぞ!」坂田亘、たったひとりでハッスル再始動を表明!! - ハッスル通信・2010年2月12日
  12. ^ 坂田たった1人でハッスル復帰宣言 - デイリースポーツonline・2010年2月12日
  13. ^ ついに坂田がハッスルの再始動を正式に表明!! 「ボクの全人生と全人格を懸けて臨みます」4・30『坂田“ハッスル”亘〜審判の日〜』の開催を発表!! - ハッスル通信・2010年3月26日
  14. ^ ハッスル、4月30日に半年ぶりの興行 - デイリースポーツonline・2010年3月26日
  15. ^ 坂田が靖国神社でハッスル再始動をPR!さらに越中の4・30後楽園大会参戦が決定! - ハッスル通信・2010年4月11日
  16. ^ 坂田再ハッスル、靖国神社でアピール - デイリースポーツonline・2010年4月11日
  17. ^ 4・30『坂田“ハッスル”亘〜審判の日〜』坂田“ハッスル”亘、山口日昇代表の一夜明けコメント - ハッスル通信・2010年5月1日
  18. ^ 坂田またも裏切られた!? ハッスル興行戦争が勃発 9月新宿で火花! 中村カントク新イベント旗揚げ - スポーツナビ・2010年6月9日
  19. ^ 『ハッスルMAN'Sワールド』がついに始動!新組織の代表には坂田“ハッスル”亘が就任!! - ハッスル通信・2010年7月21日
  20. ^ 坂田が離脱…「ハッスル」消滅の危機 - スポーツニッポン 2011年3月27日
  21. ^ 「オレがハッスル離脱なんて誰が言い出したんや!!」 - Twitter 坂田本人のツイート 2011年3月28日
  22. ^ 山口&坂田のトップ2が不在の緊急事態!ジェットは「ハッスルMAN'Sワールド5」を強行!!
  23. ^ livedoor Sports 江頭2:50、ハッスル参戦で「テポドン打ち込む」 2006年7月20日
  24. ^ 村松健至「GyaO、和泉元彌やHG参戦のハッスル・マニア2005全試合をノーカット配信」BroadBand Watch 2005年11月16日
  25. ^ スポーツナビ「ハッスル地上波レギュラー番組タイトルは「どハッスル!!」10月6日スタート」2007年9月14日
  26. ^ http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20071105-00000016-spnavi-fight.html
  27. ^ スポーツナビ ケッパレ1試合速報結果 2004年9月26日
  28. ^ 天龍さんが語る“気晴らし” 相撲時代は兄弟子に勝つこと、プロレス時代は馬場さんやジャンボの悪口で気分爽快(4/5ページ) AERAdot. 2022/06/26 07:00 (2022年7月3日閲覧)
  29. ^ Zakzak 地上波復活目論む…ハッスル、PRIDEから分離独立 2007年1月26日
  30. ^ ハッスルがDSEから独立、高田総統が買収を発表 スポーツナビ 2007年2月1日
  31. ^ ハッスル営業権を「ハッスルエンターテインメント」へ譲渡 BoutReview 2007年4月24日
  32. ^ 『金子ナンペイ公式サイト・ナンペイ魂』お仕事・イベントその他
  33. ^ ハッスル公式サイト “第2のインリン様オーディション”に衝撃的結末!高田総統の重大発表とは、なんと“合格者なし”だった!! 2008年12月25日
  34. ^ 明治製菓 プレスリリース 2004年11月18日
  35. ^ スポーツナビ「高田モンスター軍に「アマゾネス軍」が加入 デビューはクリスマスハッスル」2004年11月24日
  36. ^ ハッスル公式サイト「ハッスルドリンク新バージョン発売! インリン様、改めて川田にM字ビターンマッチを要求!」2005年6月6日





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