トヨタ・クラウンコンフォート トヨタ・クラウンコンフォートの概要

トヨタ・クラウンコンフォート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 02:16 UTC 版)

トヨタ・クラウン > トヨタ・クラウンコンフォート
トヨタ・クラウンコンフォート
YXS1#/YXS1#H/SXS13/TSS10/GXS1#/GXS1#H型
デラックス 1997-2004年型
長門山電タクシー
スタンダード 2004-2008年型
平和交通
スタンダード 2008-2017年型
七福交通
概要
販売期間 1995年12月-2018年2月
ボディ
乗車定員 5-6名
ボディタイプ 4ドアセダン(タクシー向け)
エンジン位置 フロント
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン 3Y-PE型 直4 OHV 2.0L 79PS(1995 - 2008年)
1TR-FPE 直4 DOHC 2.0L 116PS(2008 - 2010年)
113PS (2010年-)
1G-GPE型 直6 DOHC 2.0L 110PS(1995 - 2001年)
変速機 コラム4速MT(-2007年)
コラム4速AT(-2008年)
フロア4速AT
車両寸法
ホイールベース 2,785mm
全長 4,695mm
全幅 1,695mm
全高 1,515mm - 1,525mm
その他
最小回転半径 5.1m
姉妹車 トヨタ・コンフォート
トヨタ・クラウンセダン
系譜
先代 S130系トヨタ・クラウンセダン(タクシー仕様)
後継 トヨタ・ジャパンタクシー
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タクシーとして用いることを前提に開発された車種であり、従来のクラウンに比べ、後部座席の窓枠が垂直に近いことや、マフラーが左側にあるなどの違いがある。

製造はトヨタグループのトヨタ自動車東日本(旧・関東自動車工業)東冨士工場(静岡県裾野市)で行われていた。

20年以上にわたって基本的に大きな変更もなく生産が継続されていたが、2018年から厳格化される歩行者保護の安全基準に適合しなくなったため、同年初頭に生産を終了している[1]

日産自動車セドリック営業車が2014年9月に生産終了したため、姉妹車のコンフォートおよびクラウンセダンとともに、日本で生産された最後のノッチバックセダン型タクシー専用車両であった。

タクシー用途の後継車はジャパンタクシーであるが、ジャパンタクシーはトールワゴン型のため、クラウンコンフォートならびにコンフォートの生産終了により、日本国内で販売されるセダン型のタクシー専用車種は完全に消滅した。


注釈

  1. ^ コンフォート」と略される場合もあるが、トヨタ・コンフォートと区別がつかないため、コンフォートは「タダコン」と呼ばれることがある。
  2. ^ 日産・クルーは、利用頻度の多い左後と右前のドア長を大きく取っていたため、左右でBピラーの位置が異なる。詳細は日産・クルーの項目を参照。
  3. ^ 右側通行・左ハンドルの台湾では、クラウンコンフォート/コンフォートは販売されていないため、完全に日本市場向けに製造された輸出専用の商品である。
  4. ^ 3ナンバー車は全長4,710mm、全幅1,735mm。4代目90系は全長4,695mm、全幅1,730mmで前車3ナンバー。
  5. ^ 3ナンバー車は全長4,710mm、全幅1,735mm。4代目90系は全長4,695mm、全幅1,730mmで前車3ナンバー。
  6. ^ 一般グレードと異なり、改造申請による持ち込み登録。
  7. ^ 乗降性に配慮し、クラウンコンフォートのみ後席左ドアの幅が拡大されており、助手席ドアはコンフォート用が装備される。
  8. ^ 中型タクシー6人乗り仕様車もY31型セドリック(MT・AT共に設定)のみのラインナップとなった。
  9. ^ ただしディスクブレーキのローターの大きさ自体は14インチ用のままなので合法的には従来の14インチホイール(175/80R14)も装着可能である
  10. ^ リヤトランクの表記がコンフォートのみになったが、車名が変更になったのか、エンブレムの貼付スペースの関係でコンフォートのみ表記になったのか不明(左側TOYOTA 2.0VVT-i 右側LPG CONFORT)。日本仕様同様にフロアシフトのみとなったため、前後の乗客人数表記も“4SEATS”になった。また、エアバッグはレス仕様が継続され、ステアリングホイールが2本スポークからコンフォートSG、教習車と同型の3本スポークに変更された。
  11. ^ 日産シビリアン(TB45E型エンジン)や三菱ふそうファイター(4V20型エンジン)などのバス・トラック、あるいはごく一部を除く農業機械・建設機械の大多数の搭載エンジンや除雪機、ポータブル発電機搭載用エンジン等の、いわゆる「汎用型エンジン」では、2010年代以降でもOHV形式の採用例が存在する。

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