スズキ・エブリイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/03 01:33 UTC 版)
4代目(通算10代目)/ワゴン初代(1999-2005年)DA/DB62V/W
スズキ・エブリイ(4代目) スズキ・エブリイワゴン(初代) DA52V/DB52V/DA52W/DA62V/DA62W型 | |
---|---|
ワゴン | |
概要 | |
販売期間 | 1999年1月(ワゴン:同年6月) - 2005年8月 |
ボディ | |
乗車定員 | 4人 |
ボディタイプ | 5ドアセミキャブオーバー型ワンボックスカー/ライトバン |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 後輪駆動 / 四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
F6A型 660cc 直3 SOHC F6A型 660cc 直3 SOHC ターボ K6A型 660cc 直3 DOHC K6A型 660cc 直3 DOHC ターボ |
変速機 | 5MT/3AT/4AT |
前 |
前:マクファーソンストラット +コイルスプリング 後:I.T.L. (アイソレーテッド・トレーリング・リンク)+コイルスプリング |
後 |
前:マクファーソンストラット +コイルスプリング 後:I.T.L. (アイソレーテッド・トレーリング・リンク)+コイルスプリング |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2350mm |
全長 | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,765-1,865mm |
車両重量 | 780-1000kg |
最大積載量 |
350kg(下記以外) 200kg(ジョイポップ、4ナンバー) |
その他 | |
姉妹車/OEM | マツダ・スクラムバン(3代目)/ワゴン(初代) |
派生車 | スズキ・エブリイランディ |
系譜 | |
先代 | 4ナンバーエブリイ「ジョイポップ」(ワゴン) |
後継 | エブリイワゴン(4ナンバーのジョイポップ) |
- 1999年1月6日
- 1999年6月17日
- 乗用ワゴンタイプの「エブリイワゴン」追加。当初は「ジョイポップターボ」と「ジョイポップエアロターボ」の2グレード。「ジョイン」系は商用モデルの上級仕様として設定され、350Kg積み商用モデルだがフルホイールキャップやパワーウィンドウ、キーレスエントリー、カセットステレオが標準装備される。ジョインとワゴン全車に運転席、助手席エアバッグと軽ワンボックスではあまり標準装備されることの少ないABSが標準装備された。JOYPOPエアロターボの装備はかなりの充実度で、エアロパーツやアルミホイールはもちろん、チルトアップ機構付きの電動サンルーフも標準となる。同時に1300cc・7人乗りとした普通車登録の「エブリイプラス」が販売される[10][11]。
- 1999年8月9日
- 1999年11月25日
- 一部改良。ターボエンジンの最高出力が64psになり、AT車は4速ATに変更。NAエンジンは中・低回転域のトルクなどを向上させた。安全性能も向上し「エブリイ」の「GA」・「PA」を除く全グレードに運転席・助手席SRSエアバッグ・ABSを標準装備し、「エブリイ」の「GA」・「PA」も運転席エアバッグをオプション設定した。また、グレード体系が変更になり、「エブリイ」は「GA」の2WD・3速AT車と「ジョイン」を追加。「ジョインターボ」は「ジョインターボDX-II」にグレードアップ。「ジョイポップエアロターボ」は「ジョイポップターボS」に改名し、新たに「ジョイポップターボL」を追加(ジョインターボDX-II・ジョイポップターボLではテールランプにハザードランプ部分の色はオレンジからクリアーに変更し、ハザードランプ電球とバックランプの電球が入れ替わった)。「エブリイワゴン」の「ジョイポップエアロターボ」も「ジョイポップターボS」に改名し、「ジョイポップターボL」を追加[13]。
- 1999年12月14日
- 2000年5月17日
- 2000年6月8日
- スズキ創立80周年を記念し、「エブリイワゴン」の「ジョイポップターボ」をベースに外観の質感を高め、上級オーディオ、専用シート表皮を装備した特別仕様車「エブリイワゴン 80周年記念車 ジョイポップターボEX」を発売[17]。
- 2000年7月7日
- 2000年11月15日
- 特別仕様車「エブリイ+(プラス)リミテッドII」発売[19]。
- 2001年1月18日
- 「エブリイワゴン」にエアロパーツ・上級オーディオ・専用シート表皮を装備した新グレード「21世紀記念スペシャル ジョイポップターボEX-II」を発売[20]。
- 2001年5月24日
- 2001年9月4日
- 2003年9月3日
- 「エブリイ」に「超-低排出ガス(☆☆☆)」認定取得の新グレード「PU」を追加[23]。
- 2005年7月[24]
- 生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
- 2005年8月
- 5代目と入れ替わる形で販売終了。
-
フォードPRZ
- ^ “スズキ デジタルミュージアム”. スズキ. 2020年10月7日閲覧。
- ^ Mrinmoy Choudhury. “The iconic Maruti Omni or commonly known as the Maruti Van has been discontinued after 35 years of production.” (英語). MotorBeam. 2019年8月16日閲覧。
- ^ RAHUL NAGARAJ. “Maruti Discontinues Production Of Omni — To Be Replaced By Eeco” (英語). DriveSpark News. 2019年8月16日閲覧。
- ^ “Products - Suzuki way of life” (英語). Pak Suzuki. 2019年8月16日閲覧。
- ^ “エブリイ(スズキ)1989年5月~1991年8月生産モデルのカタログ”. リクルート (2019年12月22日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ 但し、「最初は濁音にならない」という韓国語のパッチムの言語規則からか「タマス」と発音されることもある。
- ^ ただし、エブリイとスクラムではドア形状が異なり、DA41V/DB41Vエブリイでは運転手/助手席ドアの窓枠の下側が段差があるタイプなのに対し、スクラムではDA/DB71V型やキャリイ(スクラムトラック)と同じく窓枠下側が直線的なものになっている。
- ^ “エブリイ(スズキ)1991年8月~1998年12月生産モデルのカタログ”. リクルート (2019年12月22日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ 『新型軽トラック「キャリイ」・軽キャブバン「エブリイ」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、1999年1月6日 。
- ^ 『ゆったりと快適にくつろげるセミキャブオーバータイプの軽乗用車「エブリイ ワゴン」を新発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、1999年6月17日 。
- ^ 『小回り抜群の7人乗り1300ccワゴン「エブリイ+(プラス)」を新発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、1999年6月17日 。
- ^ 『軽四輪車エブリイに電気自動車を設定し新発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、1999年8月9日 。
- ^ 『軽ワゴン「エブリイワゴン」、軽キャブバン「エブリイ」を一部改良し、快適性や実用性等を一層向上して新発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、1999年11月25日 。
- ^ 『天然ガスを使用した、軽キャブバン(商用車)「エブリイ 天然ガス(CNG)自動車」を新発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、1999年12月14日 。
- ^ 『軽ワゴン「エブリイ ワゴン」、軽キャブバン「エブリイ」を一部改良』(プレスリリース)スズキ株式会社、2000年5月17日 。
- ^ 『コンパクトサイズで小回り抜群の 7人乗りワゴン「エブリイ+(プラス)」を一部改良』(プレスリリース)スズキ株式会社、2000年5月17日 。
- ^ 『軽四輪車「ワゴンR」、「アルトC」、「エブリイ ワゴン」の3車種にスズキ創立80周年記念車を設定し新発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2000年6月8日 。
- ^ 『車椅子利用者の乗降に配慮した福祉車両「ワゴンR 車椅子送迎車 リヤシート付」及び「エブリイ 後席リフトアップ車」と、ヘルパーの利用に配慮した「アルト 訪問介護車」を新発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2000年7月7日 。
- ^ 『コンパクトサイズで小回り抜群の 7人乗り小型ワゴン 特別仕様車「エブリイ+(プラス)リミテッドII」新発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2000年11月15日 。
- ^ 『軽乗用車「エブリイ ワゴン」の新機種「エブリイ21世紀記念スペシャル EX-II」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2001年1月18日 。
- ^ 『コンパクトサイズの7人乗り小型ワゴンの居住性を一層向上「エブリイ ランディ」新発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2001年5月24日 。
- ^ 『軽ワゴン「エブリイ ワゴン」、軽キャブバン「エブリイ」を一部改良し、発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2001年9月4日 。
- ^ 『キャブバンタイプの軽商用車「エブリイ」に、「超-低排出ガス」認定取得の「エブリイPU」を設定し、発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2003年9月9日 。
- ^ “エブリイ(スズキ)1999年1月~2005年7月生産モデルのカタログ”. リクルート (2019年12月22日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ 『軽乗用車「エブリイワゴン」、軽商用車「エブリイ」を フルモデルチェンジし、発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2005年8月26日 。
- ^ 『スズキ、新型の福祉車両「エブリイワゴン車いす移動車」、「エブリイ車いす移動車」及び全面改良した「エブリイワゴン昇降シート車」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2006年2月2日 。
- ^ 『スズキ、「エブリイ カーシェアリング専用車」を設定』(プレスリリース)スズキ株式会社、2006年10月30日 。
- ^ 『スズキ、「エブリイワゴン」の特別仕様車「レザーセレクション」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2006年12月4日 。
- ^ 『スズキ、軽乗用車「エブリイワゴン」、軽商用車「エブリイ」を一部改良して発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2007年7月9日 。
- ^ 『スズキ、「エブリイワゴン」に特別仕様車「JPターボリミテッド」を設定して発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2009年12月10日 。
- ^ ワゴングレードで唯一選択出来たトランスミッションの5MT(後輪駆動およびパートタイム式四輪駆動)車も廃止。
- ^ 『スズキ、「エブリイ」「エブリイワゴン」を一部改良して発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2010年5月18日 。
- ^ 『スズキ、軽商用車「エブリイ」3AT車の燃費を改善』(プレスリリース)スズキ株式会社、2013年4月10日 。
- ^ “エブリイ(スズキ)2005年8月~2015年1月生産モデルのカタログ”. リクルート (2019年12月22日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ 『スズキ、新型軽商用車「エブリイ」新型軽乗用車「エブリイワゴン」を発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2015年2月18日 。2015年2月18日閲覧。
- ^ スペーシア、ハスラー、8代目アルト、3代目アルトラパン同様、メモリーナビはクラリオン製、パナソニック製、パイオニア製が各1機種ずつ。HDDナビはパイオニア製が1機種。
- ^ 『スズキ、福祉車両ウィズシリーズに新型「エブリイ 車いす移動車」「エブリイワゴン 車いす移動車」を設定、「スペーシア 車いす移動車」を一部改良し発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2015年6月25日 。2015年6月25日閲覧。
- ^ 『スズキの四輪車、二輪車が2015年度グッドデザイン賞を受賞』(プレスリリース)スズキ株式会社、2015年9月29日 。2015年9月29日閲覧。
- ^ 『スズキ、軽商用車「エブリイ」の5AGS車を一部仕様変更 特別仕様車「PAリミテッド」「PCリミテッド」を設定し発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2015年12月9日 。2015年12月9日閲覧。
- ^ 『スズキ、軽商用車「エブリイ」の5AGS車に2速発進モードを装備して発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2016年3月10日 。2016年3月10日閲覧。
- ^ 『スズキ、軽商用車「エブリイ」に4AT車を設定し発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2016年11月11日 。2016年11月15日閲覧。
- ^ 『スズキ、軽商用車「エブリイ」、「エブリイ 車いす移動車」に4AT車を設定し、発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2017年5月19日 。2017年5月24日閲覧。
- ^ 『スズキの軽四輪車「エブリイ」シリーズが国内累計販売台数300万台を達成 -軽商用車「エブリイ」に車体色を追加設定して発売-』(プレスリリース)スズキ株式会社、2018年6月18日 。2018年6月27日閲覧。
- ^ 『スズキ、軽四輪車「エブリイ」、「エブリイワゴン」の安全装備を充実させて発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2019年6月17日 。2019年6月17日閲覧。
- ^ 『スズキ、福祉車両ウィズシリーズ「エブリイ 車いす移動車」、「エブリイワゴン 車いす移動車」の安全装備を充実して発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2019年8月5日 。2019年8月5日閲覧。
- ^ 『スズキ、軽四輪車「エブリイ」、「エブリイワゴン」を一部仕様変更して発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2021年9月1日 。2021年9月1日閲覧。
- ^ 純正アクセサリーで用意されているフロントフードガーニッシュと同等品
- ^ 『スズキ、軽四輪車「エブリイ」、「エブリイワゴン」を一部仕様変更して発売』(プレスリリース)スズキ株式会社、2022年4月7日 。2022年4月7日閲覧。
- ^ 『スズキ、ダイハツ、トヨタ、商用軽バン電気自動車を公開』(プレスリリース)スズキ、ダイハツ工業、トヨタ自動車、2023年5月17日 。2023年5月17日閲覧。
- ^ “わずか12台の生産!? スズキの幻の電気自動車「EVエブリイ」って何だ?”. ドライバーWeb (2021年2月20日). 2023年5月21日閲覧。
- ^ “三菱自動車工業株式会社「三菱:i-MiEV、MINICAB-MiEV、スズキ:EVエブリイ」 - 修理”. 消費者庁 (2013年1月24日). 2021年4月16日閲覧。
- ^ 『JAPAN MOBILITY SHOW 2023の出品概要』(プレスリリース)スズキ株式会社、2023年10月3日 。2023年10月3日閲覧。
- ^ “スズキ、「エブリイ」に「ジョインターボ」復活 「エブリイワゴン」とともに一部仕様変更”. Car Watch (2024年2月27日). 2024年2月27日閲覧。
- ^ スズキ四輪車 車名の由来 - スズキ公式サイト
- 1 スズキ・エブリイとは
- 2 スズキ・エブリイの概要
- 3 概要
- 4 初代 (通算7代目後期) ST41V型 (1982-1985年)
- 5 4代目(通算10代目)/ワゴン初代(1999-2005年)DA/DB62V/W
- 6 5代目(通算11代目)/ワゴン2代目(2005年-2015年)DA64V/W
- 7 6代目(通算12代目)/ワゴン3代目(2015年-)DA17V/W
- 8 車名の由来
固有名詞の分類
- スズキ・エブリイのページへのリンク