さすらいの航海 さすらいの航海の概要

さすらいの航海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/22 04:10 UTC 版)

さすらいの航海
Voyage of the Damned
監督 スチュアート・ローゼンバーグ
脚本 スティーヴ・シェイガン
デヴィッド・バトラー
原作 ゴードン・トーマス
マックス・モーガン・ウィッツ
(『絶望の航海』より)
製作 ロバート・フライヤー
出演者 フェイ・ダナウェイ
オスカー・ウェルナー
マックス・フォン・シドー
音楽 ラロ・シフリン
撮影 ビリー・ウィリアムズ
編集 トム・プリーストリー
製作会社 ITC
配給 ランク・フィルム
AVCO Embassy Pictures
日本ヘラルド映画
公開 1976年12月22日
1977年8月27日
上映時間 155分
182分(ビデオ版)
製作国 イギリス
アメリカ合衆国
言語 英語
テンプレートを表示

原作はゴードン・トーマスとマックス・モーガン・ウィッツのノンフィクション(邦訳タイトル「絶望の航海」、早川書房刊)[1]

あらすじ

1939年5月13日。ドイツ・ハンブルクから客船セントルイス号がナチス・ドイツによる迫害から逃れようとする937名のユダヤ人を乗せてキューバハバナへ向けて出港した。

しかし、そのキューバでは高まる反ユダヤ感情に上陸不許可の決断を下そうとしているブルー大統領と、そうなっては困ると移民長官マヌエルに根廻しをするセントルイス号本社との激しい政治的駆け引きが行われていた。

やがてセントルイス号はハバナに入港するが、ユダヤ人に上陸許可は出されず、期限が来て出港する。

そしてセントルイス号は各国から次々と受け入れを拒否され、大西洋上をさまよう羽目になり、乗客たちの精神も限界に達する。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
テレビ朝日
デニーズ・クライスラー フェイ・ダナウェイ 小沢寿美恵
エーゴン・クライスラー オスカー・ウェルナー 田中信夫
シュレーダー船長 マックス・フォン・シドー 内藤武敏
マックス・ギュンター マルコム・マクダウェル 富山敬
ミーラ・ハウザー キャサリン・ロス[2] 小宮和枝
ホセ・エステデス オーソン・ウェルズ 富田耕生
アンナ・ローゼン リン・フレデリック 土井美加
リリアン・ローゼン リー・グラント 沢田敏子
モリス・トローパー ベン・ギャザラ 小林勝彦
レモス国務長官 ジェームズ・メイソン 内田稔
マヌエル・ベニテス ホセ・フェラー 上田敏也
キューバ大統領ブルー フェルナンド・レイ 阪脩
ハウザー ネヘマイア・パーソフ 辻村真人
ハウザー夫人 マリア・シェル 中西妙子
カール・ローゼン サム・ワナメイカー 加藤精三
ヴィルヘルム・カナリス デンホルム・エリオット 上田敏也
レベッカ・ワイラー ウェンディ・ヒラー
ジョゼフ・マナッセ ジョナサン・プライス[3] 田原アルノ
オットー・シーエンディック ヘルムート・グリーム 堀勝之祐
アーロン・ポズナー ポール・コスロ 谷口節
ハインツ・バーグ アンソニー・ヒギンズ 小島敏彦
ワイラー ルーサー・アドラー
アリス・ファインチャイルド ジュリー・ハリス 好村俊子
レニ・ストラウス ジャネット・サズマン
ルイス・クラッシング マイケル・コンスタンティン 中庸助
ミルトン・ゴールドスミス バーナード・ヘプトン 池田勝
ロバート・ホフマン ギュンター・マイスナー 梶哲也
  • テレビ朝日版:初回放送 1985年5月6日『ホリデー洋画劇場』 14:00 - 15:54

  1. ^ Thomas, Gordon; Morgan-Witts, Max (1974). Voyage of the Damned. Konecky & Konecky. ISBN 1-56852-579-6 
  2. ^ 第34回ゴールデングローブ賞 助演女優賞受賞(Voyage of the Damned - Awards - IMDb
  3. ^ これがデビュー作。


「さすらいの航海」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「さすらいの航海」の関連用語

さすらいの航海のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



さすらいの航海のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのさすらいの航海 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS