黄瓜とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 植物 > > > 黄瓜の意味・解説 

き‐うり【胡瓜/黄×瓜】

読み方:きうり

きゅうり(胡瓜)

「胡瓜」に似た言葉

きゅうり〔きうり〕【胡瓜/×瓜】

読み方:きゅうり

ウリ科蔓性(つるせい)の一年草から巻きひげ出して絡みつく手のひら状に浅く切れ込む。夏、黄色雄花雌花とをつける。実は円柱形で、いぼがあり、緑色であるが熟す黄褐色になる。若い実を食用にする。インド原産野菜として栽培からうり。《 夏》「市に見る今朝の—や小指ほど/紅葉


黄瓜

読み方:キュウリ(kyuuri), キウリ(kiuri)

うり科一年生草本


きゅうり 【胡瓜・黄瓜・木瓜】

ウリ科一年生果菜原産地インド成熟する黄色になるので黄瓜の意。水神河童が好むとされ、疫病除の天王祇園の神)に供えて川に流す風がある。ために胡瓜を食べてすぐ川海に入ると河童ねらわれるとの俗信もある。高知県には胡瓜に自分干支書いて川に流す風習があるが、除災・除汚を胡瓜に託しているのだ。お盆に胡瓜で精霊馬作るのも流しと関係ありそうだ。胡瓜の輪切り祇園社の紋に似るとか、素戔嗚命が胡瓜のトゲ片目突いたからとかで、植栽を忌んだり、食べる日を限定したりする所もある。→ 河童

黄瓜

読み方:キュウリ(kyuuri)

ウリ科一年生つる植物園芸植物薬用植物

学名 Cucumis sativus


キュウリ

(黄瓜 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 10:08 UTC 版)

キュウリ(胡瓜、学名: Cucumis sativus)は、ウリ科キュウリ属のつる性一年草、およびその果実である。野菜の一種として食用にされる[3]


注釈

  1. ^ 富山県など北陸地方ではキュウリを味噌汁の具にすることもある。
  2. ^ 新潟県出荷規格Sサイズ1本分相当[48]

出典

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Cucumis sativus L. キュウリ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年7月30日閲覧。
  2. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Cucumis sativus L. var. tuberculatus Gabajev キュウリ(狭義)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年7月30日閲覧。
  3. ^ 農林水産省/野菜の魅力(2018年8月7日閲覧)。
  4. ^ a b c d 田中孝治 1995, p. 174.
  5. ^ a b c d e f g h i j k 貝津好孝 1995, p. 184.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 講談社編 2013, p. 97.
  7. ^ a b 講談社編 2013, p. 94.
  8. ^ a b c d e f 主婦の友社編 2011, p. 81.
  9. ^ a b c d e f g h 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 62.
  10. ^ a b c d e 板木利隆 2020, p. 42.
  11. ^ 学研・たまねぎ舎編 2015, pp. 64–65.
  12. ^ a b c d e f g h i j k l 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 71.
  13. ^ 宮崎正勝『知っておきたい「食」の日本史』145p・角川ソフィア文庫。
  14. ^ a b c 竹下大学 2022, p. 40.
  15. ^ 鈴木晋一 『たべもの史話』 小学館ライブラリー、1999年、pp36-38
  16. ^ “苦さゆえ幕末まで不人気だった「胡瓜(きゅうり)」 身体を冷やし、利尿効果も高い、使える夏野菜に”. ダイヤモンド・オンライン. (2012年7月6日). http://diamond.jp/articles/-/21165 
  17. ^ a b c d e 竹下大学 2022, p. 41.
  18. ^ a b c d e f g 板木利隆 2020, p. 38.
  19. ^ a b c d 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 236.
  20. ^ a b c 主婦の友社編 2011, p. 79.
  21. ^ a b c d 板木利隆 2020, p. 39.
  22. ^ a b 学研・たまねぎ舎編 2015, pp. 70–71.
  23. ^ キュウリの栽培方法・育て方のコツ”. やまむファーム. 2020年8月27日閲覧。
  24. ^ a b c d 板木利隆 2020, p. 40.
  25. ^ a b 主婦の友社編 2011, p. 80.
  26. ^ 講談社編 2013, p. 95.
  27. ^ a b c d 板木利隆 2020, p. 41.
  28. ^ a b “「赤色ネット」でハウス侵入防止 キュウリ害虫に効果”. 岐阜新聞. (2014年7月21日). オリジナルの2014年7月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140729224248/http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20140721/201407211022_22941.shtml 2014年7月22日閲覧。 
  29. ^ 世界のキュウリ類 生産量 国別ランキング・推移”. GLOBAL NOTE - 国際統計・国別統計専門サイト. グローバルノート. 2023年7月30日閲覧。
  30. ^ a b c d e f g h i j k l 主婦の友社編 2011, p. 77.
  31. ^ a b c d e 講談社編 2013, p. 96.
  32. ^ a b c d 竹下大学 2022, p. 42.
  33. ^ a b c d e f g h i j k 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 72.
  34. ^ a b c d 竹下大学 2022, p. 43.
  35. ^ a b 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 67.
  36. ^ a b c d 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 66.
  37. ^ 長野県「信州の伝統野菜 選定リスト」より(2015年7月15日更新、2015年10月23日閲覧)。
  38. ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 96.
  39. ^ a b 講談社編 2013, p. 104.
  40. ^ a b c d e f g h 講談社編 2013, p. 99.
  41. ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 73.
  42. ^ a b c d e 主婦の友社編 2011, p. 76.
  43. ^ a b 漬物の製造法”. 全日本漬物協同組合連合会. 2022年4月8日閲覧。
  44. ^ 宮尾 茂雄. “漬物塩嘉言と小田原屋主人”. 東京家政大学・食品加工学研究室. 2023年1月12日閲覧。
  45. ^ a b 学研・たまねぎ舎編 2015, p. 74.
  46. ^ 文部科学省日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  47. ^ 厚生労働省日本人の食事摂取基準(2015年版) (PDF)
  48. ^ 新潟県農林水産部食品・流通課「新潟県青果物出荷規格基準について
  49. ^ 世界一、世界記録のきゅうりの世界を覗く : きゅうりとギネス世界記録”. guinnessworldrecordsnews. Guinness World Records社 (2016年1月28日). 2020年6月28日閲覧。
  50. ^ https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl[出典無効]
  51. ^ 大澤俊彦、「がん予防と食品」『日本食生活学会誌』 2009年 20巻 1号 p.11-16, doi:10.2740/jisdh.20.11
  52. ^ 野崎洋光・工藤孝文『きゅうり食べるだけダイエット』(KADOKAWA)など。
  53. ^ a b c d e f 田中孝治 1995, p. 175.
  54. ^ 田中孝治 1995, p. 195.
  55. ^ a b キュウリを育てては絶対ダメな町 風習受け継ぐ福井市網戸瀬町福井新聞、2015年9月9日


「キュウリ」の続きの解説一覧

黄瓜

出典:『Wiktionary』 (2021/09/24 10:23 UTC 版)

和語の漢字表記

  1. きゅうり」又は「きうり(”きゅうり”の古語)」の漢字表記



黄瓜と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「黄瓜」の関連用語

黄瓜のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



黄瓜のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのキュウリ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの黄瓜 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS