隠元豆とは? わかりやすく解説

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いんげん‐まめ【隠元豆】

読み方:いんげんまめ

マメ科蔓性(つるせい)の一年草3枚小葉からなる複葉で、軟毛がある。夏、白色黄白色・淡紅色などの花を総状につける。さやは細長く未熟果をさやのまま、あるいは熟した種子食用とする。中央アメリカ原産のない栽培品種もあり、ツルナシインゲンという。五月ささげ三度豆。《 秋》

フジマメの別名。関西地方でいう。

[補説] 名は、伝えたという隠元禅師にちなむが、1のみを伝えたとも、また、1関東に、2関西伝えたともいわれる


隠元豆

読み方:インゲンマメ(ingenmame)

マメ科一年生作物


隠元豆

作者川村慶子

収載図書インカの花―川村慶子小説集
出版社知加書房
刊行年月2004.4
シリーズ名新・現代詩選書


いんげんまめ (隠元豆)

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インガ:  インガ・ウルグネンシス  インガ・エドゥリス
インゲンマメ:  紅花隠元  隠元豆
ウマゴヤシ:  子馬肥やし  紫馬肥やし
エニシダ:  キティスス・デクンベンス

隠元豆

読み方:インゲンマメ(ingenmame)

菜豆俗称


隠元豆

読み方:インゲンマメ(ingenmame)

ゴガツササゲ別称
マメ科つる性一年草

学名 Phaseolus vulgaris


隠元豆

読み方:インゲンマメ(ingenmame)

フジマメ別称
マメ科つる性一年草園芸植物薬用植物

学名 Dolichos lablab


隠元豆

読み方:インゲンマメ(ingenmame)

つる性一年草で、花は白色・帯黄白色・帯紫色蝶形、秋みのるととなって長くたれ下がる

季節

分類 植物


インゲンマメ

(隠元豆 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 14:40 UTC 版)

インゲンマメ(隠元豆[2]、眉児豆、Phaseolus vulgaris)はマメ亜科一年草。別名、サイトウ(菜豆)[1]サンドマメ(三度豆)、ゴガツササゲ(五月豇豆)[1]


注釈

  1. ^ 隠元は、インゲンマメのほかにも、スイカレンコンなどを日本に伝えたとされる[2]
  2. ^ 姿がよく似ているササゲはマメ科ササゲ属で、インゲンマメ属のインゲンマメとは種が少し異なる[13]

出典

  1. ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Phaseolus vulgaris L. インゲンマメ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 猪股 2012, p. 130.
  3. ^ 青葉高『野菜の博物学 知って食べればもっとオイシイ!?』講談社ブルーバックス〉、1989年4月、83頁。ISBN 4-06-132774-7 
  4. ^ ジョンソン 1999, pp. 114–115.
  5. ^ ジョンソン 1999, pp. 117–118.
  6. ^ a b c d e 金子 & 野口 2011, p. 70.
  7. ^ インゲン豆をもたらした隠元禅師 - みろくや
  8. ^ 矢部富雄「化学物質としての糖のふるまい(ヘッドライン:糖類の化学-食品から薬まで-)」『化学と教育』第60巻第10号、2012年、418-421頁、doi:10.20665/kakyoshi.60.10_418 
  9. ^ 金時豆(きんときまめ)”. 日本豆類協会. 2023年1月8日閲覧。
  10. ^ a b 猪股 2012, p. 141.
  11. ^ うずらまめ”. 日本豆類協会. 2023年1月8日閲覧。
  12. ^ 手亡(てぼう)”. 日本豆類協会. 2023年1月8日閲覧。
  13. ^ a b c d e f g 猪股 2012, p. 131.
  14. ^ a b 金子 & 野口 2011, p. 71.
  15. ^ a b c d e f 国立医薬品食品衛生研究所安全情報部発行「食品安全情報」の米国食品医薬品局(FDA)によるフィトヘマグルチニン(インゲンレクチン)についての情報(060525)より
  16. ^ a b c d e f g 板木 2020, p. 98.
  17. ^ a b c d 板木 2020, p. 101.
  18. ^ a b c d e f 板木 2020, p. 99.
  19. ^ a b c d e f g 板木 2020, p. 100.
  20. ^ 農林水産省大臣官房統計部生産流通消費統計課 編『令和5年産大豆、小豆、いんげん及びらっかせい(乾燥子実)の作付面積および収穫量』。 
  21. ^ 年産別・都道府県別データ(平成18年)”. 日本豆類協会. 2014年11月3日閲覧。
  22. ^ 文部科学省、「日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  23. ^ 厚生労働省日本人の食事摂取基準(2015年版)
  24. ^ https://data.nal.usda.gov/dataset/usda-national-nutrient-database-standard-reference-legacy-release
  25. ^ http://www.nal.usda.gov/fnic/foodcomp/search/
  26. ^ 『タンパク質・アミノ酸の必要量 WHO/FAO/UNU合同専門協議会報告』日本アミノ酸学会監訳、医歯薬出版、2009年05月。ISBN 978-4263705681 邦訳元 Protein and amino acid requirements in human nutrition, Report of a Joint WHO/FAO/UNU Expert Consultation, 2007


「インゲンマメ」の続きの解説一覧

隠元豆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 22:49 UTC 版)

隠元隆琦」の記事における「隠元豆」の解説

隠元来日した際に日本持ち込んだためにその名が付いたとされるインゲンマメは、中南米原産マメ科作物ヨーロッパ伝わった後、ユーラシア大陸横断して中国から日本に伝来した。ただし、隠元持ち込んだのは、現在のフジマメ藤豆)だという説もあり、関西ではフジマメのことをインゲンマメと呼ぶ。

※この「隠元豆」の解説は、「隠元隆琦」の解説の一部です。
「隠元豆」を含む「隠元隆琦」の記事については、「隠元隆琦」の概要を参照ください。

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隠元豆

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 10:53 UTC 版)

名詞

  いんげんまめ

  1. マメ目インゲンマメ属属す一年草学名:Phaseolus vulgaris。別名、菜豆三度豆五月ささげ
  2. ふじまめの別名

翻訳


「隠元豆」の例文・使い方・用例・文例

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