彷徨

実用日本語表現辞典

彷徨

彷徨（ほうこう）とは、目的地を定めずに歩き回る、または迷いながら動き回る行為を指す言葉である。具体的には、物理的な空間での迷走を表すことが多いが、精神的な迷いや混乱を表す際にも用いられる。例えば、人生の方向性について迷っている状態を「人生を彷徨う（さまよう）」と表現することがある。また、ネット上で情報を探し求める行為を「ネットを彷徨う（さまよう）」と表現することもある。このように、彷徨は物理的な行動だけでなく、心理的な状態や情報探索の行為をも表す多義的な言葉である。

（2023年10月26日更新）

デジタル大辞泉

ほう‐こう〔ハウクワウ〕【^×彷^×徨／^×仿^×偟】

読み方：ほうこう

［名］(スル)当てもなく歩き回ること。さまようこと。「晩秋の野を—する」

難読語辞典

彷徨

読み方：ホウコウ（ｈｏｕｋｏｕ）

さまよい歩くこと

短編小説作品名辞典

彷徨

作者梶井基次郎

収載図書梶井基次郎全集 全1巻
出版社筑摩書房
刊行年月1986.8
シリーズ名ちくま文庫

彷徨

作者鈴木鍈子

収載図書鉤爪
出版社エミール社
刊行年月1994.8

彷徨

作者森千人

収載図書空白の影 2 短編小説集
出版社青英舎
刊行年月1997.3

彷徨

作者青木健作

収載図書編年体大正文学全集 第2巻 大正二年
出版社ゆまに書房
刊行年月2000.7

彷徨

作者園田竜子

収載図書フーコー「短編小説」傑作選 16 上
出版社フーコー
刊行年月2005.5

彷徨

作者金石範

収載図書金石範作品集 1
出版社平凡社
刊行年月2005.9

彷徨

作者小笠原賢二

収載図書小笠原賢二小説集
出版社響文社
刊行年月2006.9

近代文学作品名辞典

彷徨

読み方：ホウコウ（ｈｏｕｋｏｕ）

作者 谷崎潤一郎

初出 明治44年

ジャンル 小説

ウィキペディア

彷徨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/13 06:41 UTC 版)

『彷徨』（さまよい）は、全14曲からなる小椋佳の3枚目のオリジナルアルバムである。1972年3月1日にポリドールから発売された。

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彷徨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/04/06 09:13 UTC 版)

「イーオー」の記事における「彷徨」の解説

イーオーは解放されたが、ヘーラーが牝牛に虻を送ったため、牝牛は逃げ惑ってイオーニア湾（イオニア海）、イリュリアーを通過し、ハイモス山を経て当時トラーキア海峡と呼ばれていた海を渡った。後にこの海峡はボスポロス（ボスポラス海峡）と呼ばれるようになった。さらにスキュティアー、キメリアーなど広大な地をさまよってエジプトに至り、この地でイーオーは元の人間の姿に戻った。