explanation
「explanation」とは、説明・釈明・解釈のことを意味する英語表現である。
「explanation」とは・「explanation」の意味
「explanation」は、説明や解釈、釈明、弁解、そして弁明などの意味を持つ名詞である。基本的には不加算名詞だが、具体的な内容になる場合は加算名詞として扱う。「of」や「for」などの前置詞を用いて、「~の説明」「~の釈明」といった表現にすることができる。また、説明という意味も持ち合わせている。「explanation that~」で、「~という説明」という意味の表現になる。この意味を持つ時の言い換え表現としては、「account」が当てはまる。説明という意味を持つ名詞である。また、「excuse(弁解)」や「justification(弁明)」、「reason(理由)」なども関連語として挙げられる。「explanation」には、真相、理由、意味、原因といった意味もある。「of」や「for」の他、「to」を伴って使われることが多い。また、話し合いや和解、了解といった意味合いも持ち合わせている。
派生語としては、「explain」や「explanatory」などが挙げられる。「explain」は、説明する、釈明する、明白にするといった意味を持つ動詞である。「explanatory」は形容詞で、説明的な、解釈上のといった意味合いになる。
「explanation」の複数形
「explanation」の複数形は、「-s」を加えて「explanations」になる。「explanation」の発音・読み方
音節は「ex・pla・na・tion」である。発音記号は「èksplənéiʃən」で、エクスプラァネェィシャンと読む。なお、第一アクセントは「ネェィ」、第二アクセントは「エ」の部分にくる。「explanation」の語源・由来
「explanation」の語源は、「~から外へ」という意味を持つ接頭辞「ex-」と、「平らにする」を意味する「plano」だとされている。これが組み合わさり、「説明する」という意味のラテン語「explano」になった。その後、「-tio(~すること)」が加わって「説明」を意味するラテン語「explanatio」になった後、「explanation」へと形を変えていったのである。なお、「plano」は、ラテン語の「planus(平らな)」からできた言葉である。「explanation」と「explain」と「description」の違い
「explanation」は、最も一般的によく使われる表現である。言葉を用いて物事を明確にしたり、正当化したりするという意味合いが含まれている。人や物、事など様々なシーンにおいて使うことが可能である。なお、「explanation」は名詞のため、「説明する」という表現にするには、「provide」や「offer」、「give」などの動詞を伴う。「explanation」は、「description」に比べると、口頭での説明といったニュアンスが強い言葉である。また、「explain」は、説明するという意味の動詞である。「explanation」は、「explain」に接尾辞「-tion」を加えたもの。「explain」も、「explanation」と同様、言葉を用いて説明する、物事を明確にするという意味合いを持っている。理由や意味、方法などを分かりやすく説明するというニュアンスがある。「description」は、説明、説明書という意味を持つ名詞である。外観や性質、印象などの特徴に関して、詳細に述べたい時に使われる。説明書として用いられる場合は、商品の内容詳細や、物品の説明書といった意味を持つ。また、口頭による説明よりも、書面における説明を表すことが多いという特徴もある。
「explanation」を含む英熟語・英語表現
「explanation of」とは
「~の説明」という意味の表現である。さらに「in」を加えて、「in explanation of~」にすると、「~の説明として」「~の釈明として」といったニュアンスの表現にすることができる。
「explanation」の使い方・例文
「explanation」を使った例文は、下記の通りである。・His explanation was so difficult that I could not understand it.(彼の説明はとても難しく、私は理解することができなかった。)
・The explanation that she missed the train because the train was late didn't work for her.(電車が遅れたから間に合わなかったという弁明は、彼女に通用しなかった。)
・Thanks for the clear explanation.(分かりやすい説明をありがとう。)
・Sorry for the lack of explanation.(説明不足で申し訳ない。)
・Unconvinced, she asked him for a more detailed explanation.(彼女は納得できなかったので、彼に詳しい説明を求めた。)
・I gave an explanation how to use.(私は、使い方について説明した。)
・Without any explanation, who can say that they can be convinced?(何の説明もなしに、誰が納得できると言うのか。)
説明
(explanation から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 08:03 UTC 版)
説明(せつめい、英:explanation,account)とは、事柄の内容や意味を、よくわかるように解き明かすこと[1]。ある事柄について、よくわかるように述べること[2]。
- ^ a b c d e 広辞苑第六版【説明】
- ^ a b c d e f g デジタル大辞泉【説明】
- ^ 注 - 例えば、《記述》のほうは、「夕日は赤い」という文章である。赤い、ということを言っているに過ぎない。理由については述べていない。一方、《説明》のほうは、例えば(あくまで、一例であるが) 「夕日は橙色や赤色だが、それは、夕日のほうは日中に比べて太陽光が人の眼に届くまでに大気層を通過する距離が長く、波長の短い青色光は障害物に衝突する回数が多くなった分、吸収される率が増し、人の眼に到達しにくく、それに対して黄、橙、赤などの長波長光線は長距離を経ても届き、その結果、青色成分が(ばかりが)除かれた光となり、それが人の眼には橙色や赤色に見えるからである。」といったもので、赤(や橙)になっている理由も述べている。
- ^ a b c d e f 比留間太白『よい説明とは何か:認知主義の説明研究から社会的構成主義を経て』 関西大学出版部 2002年、ISBN 4873543487 pp.3-7.
- ^ 『岩波哲学・思想事典』【説明】
- ^ 関連書:ヘンペル著、長坂源一郎訳『科学的説明の諸問題』岩波書店、1973年
- ^ アレックス・ローゼンバーグ 著、東克明/森元良太/渡部鉄兵 訳『科学哲学―なぜ科学が哲学の問題になるのか』春秋社、2011年、89頁。ISBN 978-4-393-32322-9。
- ^ デジタル大辞泉【記述的科学】[1]
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