Season 2から放送されているコント
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「サラリーマンNEOのコーナー一覧」の記事における「Season 2から放送されているコント」の解説
セクスィー部長 沢村一樹が演じる「セクスィー部長」こと色香恋次郎(いろか・こいじろう)が主役のコント。その名の通り、「男の色香」とも言うべき強力なオーラ(フェロモンとみられる)と甘い言葉で次々と女性たちを魅了し、取引先とのトラブル・敵対的買収など、あらゆる問題を解決していく。「ビジネスと色恋は一緒になさらぬよう!」という決め台詞を残してセクスィー部長が帰っていくと、清掃員の八十田勇一がアドリブで一言ぼやくのが定番。"sexy"の日本語読みとして一般的な「セクシー」ではなく、より英語に近い「セクスィー」と発音するのがポイント。敵役はほぼ日本語読みするため、部下などが発音の違いを指摘する。 女性を魅了する他にも、鍵を紛失した引き出しを開ける・枯れた花を蘇らせるなどの奇跡的な能力を発揮する。 敵役の女性は毎回異なり、Season2の初回で放映された第1話ではSeason2から参加した南野が、第2話では普段男性を冷たくあしらう役が多い中田までがセクスィー部長の虜となっていた。第3話は宮崎美子が敵役となって以後は毎回女性ゲストを迎えている。第5話では黒谷友香演じるカリスマモデルに「大したことない」、また第6話では賀来千香子演じる社長にも「それがどうかした?」などと一蹴されるが、最終的には見事に篭絡してみせた。特に第6話では白熱した「オーラの闘い」が描かれた。 2008年12月27日の「年の瀬スペシャル」では、「Beginning」 として、色香がセクスィー部長となる原点となった出来事の回想シーンが描かれた。中学時代、ビニールを学生服の上に纏い続ける色香をかねてから不思議に思っていた当時の担任・直子(吉瀬美智子)が理由を尋ねると「変な匂いがすると周りから言われる」と答えたことから、匂いを確かめようと無理にビニールを脱がしてしまい、逆にオーラの虜にされてしまいそうになった。これを受けて直子が「今日からその匂いを武器にしなさい。あなたは『セクスィー』に生きていきなさい」と色香を諭したことが原点となったとされている。 Season2の最終回で「旅に出る」と述べたとおり、Season3では全国の支店や事業所に突然現れて難題を解決する設定となっている。締めのぼやき役で登場する八十田(田中要次が演じることもあり)も様々な役柄で出演している。 Season3の最終回(第17話)では、役員会の緊急動議でセクスィー部長をセクハラで訴える黛部長(とよた真帆)に色香が通じず窮地に陥るが、そこへ社内でも伝説の人物とされるセクスィー常務(草刈正雄)が登場。部長以上の力を見せ、セクスィー部長の窮地を救った。 season5は「伝承編」としてナカムラ君(中村靖日)が「セクスィー部長補佐」として登場しているほか、それまでの1回に1人のライバルが現れる形から、初対面で敗れた最大の敵(小池栄子)に対峙するために改めて「自分のセクスィーはどうあるべきか」を見つめ直すストーリーとなっている。また、恋次郎はナカムラ君を呼ぶたびに苗字を間違えて言っている。 恋次郎という名前であるが、実際は三男だと告白している。 テーマ曲はDragon Ash featuring SHINJI TAKEDA『El Alma』、セクスィー部長が口説くシーンで流れるBGMはゲイリー・ムーア『パリの散歩道』。ちなみにセクスィー常務のテーマ曲はクイーンの『I Was Born To Love You』、セクスィー常務が口説くシーンではゲイリー・ムーアの「The Loner」が流れる。 沢村が「紅白応援隊」として出演した2008年の紅白歌合戦では曲紹介の際に恋次郎のキャラで登場、坂本冬美や吉岡聖恵(いきものがかり)などのスタジオにいた女性陣を次々に虜にしていくが、司会の仲間由紀恵だけは最後まで屈しなかった。 また、SMAP×SMAP(フジテレビ系)内のコーナー「BISTRO SMAP」に沢村が出演した際(2009年2月9日放送分)に「おいしいリアクション」で香取慎吾が恋次郎のコスプレで登場、コラボが実現した。 Mr.Takarada Theater タイトルの通り、宝田扮する社長が主役のコント。主な内容は、不祥事の謝罪会見での不用意な発言で新たに苦情が舞い込む、証人喚問で刑事訴追の恐れがあるため質問を拒否したり、答えるかと思ったら「全く記憶にございません」と答えたりなど世相を皮肉ったものになっている。 重役会議 会議や接待の席での、社長(生瀬)、副社長(入江)、常務(山西)、専務(八十田)の様子を描くコント。会議資料を配付するOLや接待先の「先生」がいなくなって4人だけになると、なぜか4人ともヤンキー口調に豹変し、本音を暴露してしまう。 Season3「三谷幸喜スペシャル」では4人に加えて社長の後輩の顧問弁護士・遠浅浜三郎(三谷幸喜)が参加。 BGMは横浜銀蝿『ツッパリHigh School Rock'n Roll (登校編)』。 Season4では放送されなかった。 サラリーマン百景 会社内外での何気ない会話(上司と部下、営業マンと取引先の部長、など)から始まるショートコント。オープニングで放送されることが多い。 Season4では放送されなかったが、Season5で復活した。 つぶやき次長 タイトルは「つぶやきシロー」にかけているとみられる。トイレ内の手洗い場など(カメラの前)で次長(生瀬)がひとことつぶやく。一日だけ3話のみのショートコントでSeason3と4では放送されなかったが、2010年にツイッター(つぶやきの意)が流行したためかSeason5で復活した。復活後は、次長に関係があると思われる人間が話題を振り、それに対し独りになったところで次長がつぶやく。オープニングで放送されることが多い。
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