草刈正雄
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草刈 正雄（くさかり まさお[2]、1952年〈昭和27年〉9月5日[2][3] - ）は、日本の俳優、モデル、歌手、司会者、タレント。
注釈
- ^ a b c 草刈家の本籍は行橋市で、正雄は婚外子となっている。正雄の記憶が始まるのは小倉からで[4]、母もそれ以前の生活について多くを語らなかったため、正雄本人も長きに亘り「自分は小倉市（現・北九州市小倉北区）生まれ」と語る[4][5]ことが多かった[6]。が、NHK『ファミリーヒストリー』(2023年8月）の調査により、身重の母は幼馴染の嫁ぎ先であった築城基地付近の青果店に身を寄せ、正雄を産んでいたことが判明した。
- ^ 実父の身長は、米軍の記録（ミリタリー・パーソネル・レコード）によると193㎝。
- ^ 右翼手も兼任。
- ^ 1977年のテレビドラマ『新選組始末記』でも新選組の沖田総司を演じた。
- ^ それまでは福岡放送局のキャンペーンをそのまま放送していた。
- ^ スエ子は正雄に父の名前について「ロバート・トーラ」と話していたため、正雄は父の姓の正確な綴りと読み方を知らなかった。そのため、『ファミリーヒストリー』ではTORA、TOLA、TORRA、TOLLAなどスペルの異なるトーラ姓や、トーラー姓も合わせて全米18万3864件を精査した[28]。
- ^ きょうだいの父で郵便局員のゼブロン[29]（正雄の祖父）は、50代でペラグラを発病し、病苦と絶望感に耐えかね、ロバートが誕生する3ヵ月前に自死している。その後一家は、向かいの学校の若い教師たちに2階の部屋を間貸しし、その細々とした家賃収入だけが頼りの生活に入る。
- ^ スタジオ収録が2023年6月30日、正雄がグリーンズボロを訪問したのが同年7月13日[31]。
- ^ 正雄の伯母（ロバートのすぐ上の姉）の『ファミリーヒストリー』での証言によると、帰国後のロバートは神経衰弱（原語：breakdown）がひどく、日本での事情を何も知らない伯母は、「西ドイツに行けば気分も引き締まるだろう」「せっかく陸軍に入ったのだから」と西独行きを勧めた。
- ^ 正雄本人はこれらの事実を同番組への出演時に取材結果を伝えられるまで知らなかった[33]。また、父の「死後」（厳密には「父が死んだことにされて以降」）、スエ子がロバートの写真を全部処分したため、正雄はそれまで父の顔を見たことがなく[12]、同番組の取材を通じて父・ロバートの写真と初めて対面した[34]。
- ^ 取材時には、正雄の従兄夫婦と伯母はター・ヒールではなくグリーンズボロに居住。
- ^ トーラー家があるのは保守的な土地柄であるノースカロライナ州の片田舎で、21世紀に入ってすら住民の9割以上が白人でアジア系の住民は0である[35]。また、正雄の曽祖父（祖父ゼブロンの父）の兄弟は、曽祖父1人を除き、9人全員が南北戦争で奴隷制度支持側の南軍兵士となっている[36]。但し『ファミリーヒストリー』では、トーラー家の家風が「軍人という職業を誇りとし、私生活への規律も厳しかった」とは語っているが、スエ子母子を受け入れなかった理由が人種差別であるか否かの明言はしておらず、「アジア系住民は0」の土地柄にも言及していない。
- ^ 魚のすり身揚げ、即ち「揚げかまぼこ」は、西日本ではしばしば「てんぷら」と呼ばれる。NHK『ファミリーヒストリー』(2023年8月）によれば、曾祖父の店では特に鱈のすり身の「天ぷら」が好評だったが、当時の地元では「天ぷら」・蒲鉾は祝い事には欠かせない高級食材だった。
- ^ BSプレミアムで放送された全8話の同ドラマを、第6話から第8話の3話分を50分に再編集して第6話とし、全6話で放送された。
- ^ BSプレミアムで放送されたバージョン（1話29分）に未放送シーンを加え1話38分に拡大して放送された。
- ^ 未公開。
- ^ 地元「北九州芸術劇場」で上演された。
出典
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- ^ 「ゼブロン」は「旧約」風の名前だが、ソールズベリー国立墓地のロバート夫妻（ロバートは2013年に、妻ヘルガは2015年に逝去）の納骨堂の扉には上方に十字架が刻まれているので、一家はクリスチャンと判る。
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- ^ Tar Heel参照。
- ^ 『ファミリーヒストリー』で正雄の従兄は、ター・ヒールの先祖の慰霊石碑の前でそのことを解説しながら、「そんな家族はまれですね」と付け加えている。
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