MARBLEとは? わかりやすく解説

marble

別表記:マーブル

「marble」とは、「大理石」や「大理石模様」「大理石制作され彫刻品」などを意味する言葉であるがその他にも「ビー玉」「分別」「理性」などの意味を持つ英語表現である。

「marble」とは「marble」の意味

「marble」とは、主に「大理石」や「大理石でできた彫刻品」などの意味を持つ英語表現である。大理石とは、石灰石マグマの熱や圧力加わって変性したもののことである。独特なマーブル模様美しく高級感がある質感からとて人気が高い石で、豪邸邸宅料亭などで使用されることが多い石でもあった。近年大理石一般的に普及したことで一般家庭システムキッチン天板テーブルなどの素材として見かける機会増えている。

また、「marble」には「ビー玉」という意味もある。ビー玉の柄がマーブル模様見えることに由来するもので、アメリカで機械製造によってビー玉製造されるようになった頃から、子どもたちの間で「マーブル」呼ばれて親しまれている。

「marble」は、「分別」「理性」などを意味する言葉でもある。これは、「marble」の語源ギリシャ語の「輝く石」という言葉由来しているとされている。ここで意味する輝く石は、宝石などの「輝かし固い石」という意味として広まったことから、固い石をイメージして理性(が固い)」や「分別がつく」などの意味を持つようになったと言われている。

「marble」の発音・読み方

「marble」の読み方「マーブル」であり、発音記号は「mɑ́rbəl」である。

「marble」の語源・由来

「marble」の語源は、ギリシャ語で「marmaron」である。「marmaron」には、「輝く石」という意味がある

「marble」の使い方・例文

・I like a table made with marble.(私は大理石作られテーブル気に入っている)
「marble」を「大理石」という意味で使用した例文である。大理石質感美しマーブル模様テーブルお気に入りある様子が伺える。


・A marble statue is powerful.(大理石像は迫力がある)
「marble」を「大理石(像)」という意味で使用した例文である。「marble」という英単語には「大理石作られ彫刻品」という意味が含まれているため、「statue 」という英単語がなくても意味は通じる。しかし、「statue 」という英単語表記されていることで、大理石銅像であることがはっきりとわかるため、より親切である。

・This glass marble is very beautiful.(ビー玉きれいだ
「marble」を「ビー玉」という意味で使用した例文である。ビー玉遊びをするときなど、子どもと会話するときに使われる機会が多い例文である。

「marble(大理石の種類)とは」

「marble(大理石)」には「天然大理石」「人造大理石」「人工大理石」の3種類がある。「天然大理石」とは、自然界存在している石灰石(炭酸カルシウム)が原料となり、マグマの熱などで自然と固まった石を採石して加工したもののことである。他の石と比べる軟質割れやすく、加工運搬コストがかかることで知られている。自然大理石産地によって大理石模様カラー異なるため、人気産地のものはブランド品として高値取引されている。「人造大理石」は別名「テラゾー」とも呼ばれている。天然大理石粉砕して、セメント樹脂などの石材チップ混ぜ合わせて加工したもののことである。素材天然石使用されている人造大理石を壁や床、テーブルなど家の素材取り入れる人も多い。粉砕した自然大理石混ぜた素材の種類によって、強度強くしたり、耐性高くしたりと様々な性質の物を作ることができる。

人工大理石」とは、樹脂固めて作られ大理石似た質感の石のことである。見た目がかなり大理石と近いことから「人工大理石」と呼ばれているが、実際に大理石含まれる素材含まれていないので、成分的には別の石である。天然大理石人造大理石比べて量産しやすいため、比較安価取引されている。また、加工しやすく、や酸に対して耐性もあるため、洗面台風呂キッチンシンクなど水場取り入れる人が増えている。

マーブル【marble】

読み方:まーぶる

大理石

書籍小口見返しなどに用いられる大理石模様また、そのような模様をつけた洋紙

おはじきの石。

「マーブル」に似た言葉

Marble

名前 マーブル

大理石

(MARBLE から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 05:55 UTC 版)

大理石(だいりせき、: marble, マーブル)とは、石灰岩が変成作用を受けてできた粗粒の方解石ドロマイトなどの岩石のこと[1][2]岩石学では「結晶質石灰岩」と呼び、変成岩の一種と位置付けている。→#岩石学での位置づけ 古代より建築材料彫刻の材料として使われている。→#石材や建築材料


  1. ^ 大辞泉
  2. ^ 日本大百科全書
  3. ^ a b Oxford Dictionary
  4. ^ なお古代ギリシア語の「marmairein」は「輝く」という動詞である。
  5. ^ 辻野喜夫「酸性雨の文化財への影響」『大気環境学会誌』第33巻、第6号、A94-A103頁、1998年。doi:10.11298/taiki1995.33.6_A94https://www.jstage.jst.go.jp/article/taiki1995/33/6/33_6_A94/_article/-char/ja/ 


「大理石」の続きの解説一覧

marble

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 09:42 UTC 版)

「マーブル」記事における「marble」の解説

ラテン語の「輝く石」の意味より。 大理石 マーブル柄。大理石模した模様墨流し墨割りなど。 ビー玉日本では主に山陽地方用いられる呼称マーブルチョコレート - 明治旧・明治製菓)が販売するチョコレートマーブル (芸能事務所) - 日本東京都渋谷区千駄ヶ谷?の芸能プロダクション。[要出典] MARBLE (カシオペアのアルバム) - カシオペア音楽アルバムMARBLE (FANATIC◇CRISISのアルバム) - FANATIC◇CRISIS音楽アルバム。 MARBLE - 泉さおりが立ち上げたゴシック・アンド・ロリータ・ファッションのブランドゴスロリブランド一覧#MARBLEを参照marble (音楽ユニット) - 日本の音楽ユニット。 marble - ゆいかおり楽曲アルバムBunny』に収録コミックマーブル - 日本の漫画雑誌マーブル - 中島愛楽曲シングルマーブル/忘れないよ。」に収録Marble (SKY-HIのアルバム) - SKY-HI配信アルバムMarble (ソフトウェア) MARBLE - 樋口楓楽曲

※この「marble」の解説は、「マーブル」の解説の一部です。
「marble」を含む「マーブル」の記事については、「マーブル」の概要を参照ください。

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