Encoreとは? わかりやすく解説

encore

別表記:アンコール

「encore」とは

「encore」はフランス語由来の英語単語で、演奏公演終わった後に観客さらなるパフォーマンス求める際に使われる言葉である。具体的には、観客拍手や声援を送りアーティスト追加パフォーマンス要求するときに「encore」と叫ぶ。また、その追加パフォーマンス自体を「encore」と呼ぶこともある。

「encore」の発音・読み方

「encore」の発音は、IPA表記では /ˈɑːŋkɔːr/ となる。IPAカタカナ読みでは「アンコール」となり、日本人発音するカタカナ英語読み方でも「アンコール」となる。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「encore」の定義を英語で解説

「encore」は英語で、"a demand for repetition or reappearance made by an audience"と定義される。これは「観客による繰り返し再登場要求」という意味である。また、「encore」はその要求応えて行われる追加パフォーマンスを指すこともある。

「encore」の類語

「encore」の類語としては、「repeat performance」や「additional performance」がある。これらはいずれ観客要求に応じて行われる追加パフォーマンスを指す表現である。

「encore」に関連する用語・表現

「encore」に関連する用語としては、「standing ovation」や「curtain call」がある。「standing ovation」は観客立ち上がって拍手を送ることを指し、「curtain call」は舞台上のパフォーマンス終わった後に、出演者観客向けてカーテン前に出てくる行為を指す。

「encore」の例文

以下に「encore」を用いた例文10個示す。 1. The audience clapped and shouted "Encore!" at the end of the concert.(コンサート終わり観客拍手送り、「アンコール!」と叫んだ。)
2. The band played two songs for their encore.(バンドアンコールで2曲演奏した。)
3. The singer received a standing ovation and an encore.(歌手スタンディングオベーションアンコール受けた。)
4. The audience demanded an encore after the amazing performance.(素晴らしパフォーマンスの後、観客アンコール要求した。)
5. The encore was as thrilling as the main performance.(アンコールメインパフォーマンス同じくらいスリリングだった。)
6. The comedian did an encore of his most popular joke.(コメディアンは最も人気のあるジョークアンコール披露した。)
7. The opera singer was called for an encore.(オペラ歌手アンコール求められた。)
8. The encore performance was a surprise for the audience.(アンコールパフォーマンス観客にとってサプライズだった。)
9. The magician received a huge applause and an encore.(マジシャン大きな拍手アンコール受けた。)
10. The audience wouldn't leave until they got an encore.(観客アンコールがあるまで席を立とうとしなかった。)

アンコール【encore】

読み方:あんこーる

[名](スル)

演奏者歌手予定のとおり終了し退場したあと、聴衆拍手掛け声再演を望むこと。また、それにこたえて行う演奏や歌。

再放送や再上演。「—アワー

[補説] 語源フランス語で、再び、もう一度、の意。


アンコール [encore]


ENCORE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/02 11:44 UTC 版)

ENCORE』(アンコール)は、久石譲の14枚目のアルバム2002年3月6日ポリドール・レコードより発売された。




「ENCORE」の続きの解説一覧

encore!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/01 03:06 UTC 版)

encore!は1983年にリリースされたクラウス・ノミベストアルバム




「encore!」の続きの解説一覧

アンコール

(Encore から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 18:19 UTC 版)

Austrian World Music Awards 2015でのアンコール。音楽バンド Federspiel

アンコール (encore) とは、コンサートリサイタルにおいて追加演奏を要望するかけ声のことであり、またその再演奏や、時にはアンコールで演奏された曲目のことも指す。転じて、一度済ませたことを再び行うこと(例えば、「アンコール放映」といった使われ方)。

クラシック音楽におけるアンコール

コンサート

クラシック音楽コンサートリサイタルにおけるアンコールはほとんどの場合、プログラム(一覧)に載った正規の演目がすべて終了した後に行われる。ただし、オーケストラのコンサートの前半で独奏者を招いての協奏曲を組んだ場合、途中休憩前に独奏者単独でのアンコール曲が演奏されることもよくある。

演奏者がアンコールを行う場合、通常、再登場をねだる聴衆のスタンディング・オベーション拍手喝采(時には拍手が揃うこともあり、それが習慣となっている演奏会場もある)を合図とし、聴衆の好意的な反応に感謝して、アンコールの曲目を披露する。拍手が途切れずに続く場合、さらにアンコールの曲目が増えることもある。

アンコールの曲目は、知名度の高い小曲(長くとも数分程度)や編曲作品が準備されている場合が多いが、あまり有名ではない作品が採り上げられることもある。演奏者が準備していない場合は、当日のプログラムを繰り返すこともある。

行事によっては、習慣的に定番のアンコール曲目が存在する場合もある(たとえば、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサートにおける《ラデツキー行進曲》や《美しく青きドナウ》は、両曲ともプログラムには記載されないが、伝統的に毎年演奏されている)。演奏家が同時に作曲家でもある場合、自作自演をするまでアンコールを求める拍手が繰り返されることもある(例:ラフマニノフ前奏曲 嬰ハ短調》作品3-2)。

なお、アンコールで採り上げられる楽曲も、当然に著作権保護の対象となる。したがって、プログラム外であることを理由に曲名や著作者名を周知せずに演奏すれば、曲名については同一性保持権の侵害、著作者名については氏名表示権の侵害となりうる。演奏される曲目やその著作者名の周知は、単に聴衆の要求を満たすサービスにとどまる性質のものではなく、著作者人格権を保護するために必須のものである。周知の方法は口頭による場合もあり、著作者名や曲目を聴衆に語りかける演奏者もいるが、演奏会場の音響により、その声が聴衆に広く行き渡らない事態も考えられる。このため演奏会場によっては、終演後、会場出口付近などに著作者名や曲目を掲示することも行われている。

オペラ

オペラにおけるアンコールは、独唱者に対するアリア再唱の要求となって現れる。17世紀ヴェネツィアではすでにそれが習慣として確立していたことが知られている。アリアが完全に切れて番号付けされているイタリアオペラにこの傾向が強い。

この習慣は音楽やドラマ進行の流れを損ねるという点から、指揮者に嫌悪されていた。トスカニーニ1910年代頃より一切のアンコールを拒絶する態度に出て、物議を醸した。1950年代以降、オペラ公演における指揮者演出家の地位が向上したために、またオペラの長い上演時間から歌手の声を守るために、このようなアリアのみのアンコールは減少の傾向にある。

ポピュラー系音楽におけるアンコール

ロックポップスの場合、ミュージシャンがアンコールをいわば第2部のように扱うケースも見受けられる(例えばボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズによる、1979年1980年のコンサートにおけるものなど)。もっとも、事前に発表されたプログラムに基づいてコンサートを行うという習慣はクラシック音楽におけるほどは確立していないので、「アンコール曲」と「第2部」の区別は必ずしも明確ではないこともある。コンセプト・アルバムに「アンコール」に相当する楽曲を好んで配置するアーティストも見受けられる。

語源

フランス語encore (もう一度、といった意)に由来する言葉であるが、現在これを再演の要求に用いるのは英語圏の住人がほとんどで、フランスではもっぱらUne autre (もう一つ)あるいはbis (ビス)[1]が用いられている[要出典]

英語圏にあってもいつからこの言葉が再演の要求に用いられたのは定かではないが、1711年 - 12年にイングランドで発行されていた日刊紙「スペクテイター」(The Spectator )の1712年2月のある号に 「聴衆がある歌に特に喜んだ場合、彼らはいつでもencore またはaltro volto [2]と叫び、演奏者は親切にもそれを最初から繰り返すことが習慣となっていると記者は発見した」とあるので、18世紀初めのこの頃の流行ではないかとされている[要出典]

なおドイツ語ではツーガーベ(Zugabe)。イタリア語ではアンコーラ(Ancora)だが、ダ・カーポ(Da capo)「頭から」とねだる聴衆もいる[要出典]

脚注

  1. ^ これはラテン語の「2回、もう一回」に由来する。イタリアなど他の大陸ヨーロッパ諸国でも同様[要出典]
  2. ^ 伊語altra volta (もう一回)のイギリス人による誤用、あるいは記者の誤記かと考えられる[要出典]

encore

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:31 UTC 版)

アンコール (曖昧さ回避)」の記事における「encore」の解説

フランス語で「もう一度」。元はラテン語で「この時の間に」。 アンコール - 英語や日本語では、演奏会プログラム終了後演奏者舞台呼び戻し再度演奏を願うこと。

※この「encore」の解説は、「アンコール (曖昧さ回避)」の解説の一部です。
「encore」を含む「アンコール (曖昧さ回避)」の記事については、「アンコール (曖昧さ回避)」の概要を参照ください。

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